ハミで突き返す | 素晴らしい人生を謳歌しよう

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2006年9月からブログを書き始めて17年が経過しました。不動産のこと、趣味のことなど話題が盛りだくさん。


普通の駈歩に戻すと、スピードはだいぶん落ちたようだ。
しかしクロにしたら、先ほどのスピードは4~5年ぶりに出し
たものだったはず。「やれば出来るじゃん。」と褒めてあげた。
インストラクターも、歳が歳なので無理は出来ないと思って
スピードを落とさせたのだろう。

私にクロを騎乗させた理由は、ほかにも色々あった。
最近クロは元気がいいので私に乗せて試してみようと考えた。
なぜ元気がいいかというと、力一杯に走っていないからだ。
騎乗する人は両手に手綱をもって、右左に向きを変えたり、
スピードを落としたり、止まれなどの指示を出す。
手綱は馬の両口の丸い金具(ハミ)につながっていて、騎乗す
る人に取ったら命綱になるので決して離してはいけない。

しかしクロは長年の感で、中年女性が乗るとハミを突き返す。
すると手綱を握って乗っている人は、体が前につんのまされて
バランスを崩して怖い思いをするので強い指示は出せない。
これをいいことに、クロは常歩、軽速歩、駈歩をのんびりとし
たスピードしか出さなくてすむサボり癖がついたのだ。

私が乗る時ハミで突き返しても、手綱を両手でしっかりと受け
止めるのでバランスを崩すことはない。逆にクロにとっては、
自分で痛い思いをするだけなのでそれは出来なくなった。
40分の騎乗時間が終わり、洗い場に連れて行きお湯を飲ませ
ると「ハァ~ハァ~」いいながら一気に飲み干した。
そしてクロは私に言った。「もうあなたと走りたくな~い」。
「でもたまには刺激になっていいんじゃな~い。又ね~」。



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