忖度の応酬 | 素晴らしい人生を謳歌しよう

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2006年9月からブログを書き始めて17年が経過しました。不動産のこと、趣味のことなど話題が盛りだくさん。


9月に入るとさすがにお部屋探しのお客さんが増えた。
電話での問い合わせも多いが、来店客も同等に増えてきた。
「下松市内のアパートで、予算が7万~8万ぐらいの2LD
Kで、築後10年以内の物件はありませんか」
「それぐらいの物件でしたら、メーカーの大東建託かダイワ
リビングか積和不動産の物件になりますね」

当社のホームページから物件一覧表を開いて、お客さんに見せ
た。するとお客さんは当社に来る前に、近くの不動産屋を2件
回って、そこの不動産屋でもらった物件資料を出した。
「あっこれ、さっき見に行ってきたアパートだ」。
「7~8万でしたら、どこの不動産屋でも同じですよ」。
すると今度は、他社から貰った資料と比較しながら言った。
「この物件は、見ていないな・・・」
「あ~、そうですか・・・」

お客さんがさっき言った言葉のあとには、『この貰った物件資
料は、まだ見ていないので見せてほしい』・・・忖度。
私が言った言葉のあとには、『決める気もないのに、そんなお人好
しの不動産屋ではありませんよ』・・・忖度。

ご主人の横には、婚約者らしい女性が座っていた。
私とご主人の忖度の応酬を察した様子で、女性は笑いながら首を
縦にふる。しかし、ご主人は自分の忖度は発したものの、私の忖度
はわからないようで、「是非、見てみたい」と繰り返す。
女性の方が、ご主人より人間として1枚も2枚も上手なのかな。



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