「泣きっ面に・・」 | 素晴らしい人生を謳歌しよう

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2006年9月からブログを書き始めて17年が経過しました。不動産のこと、趣味のことなど話題が盛りだくさん。


朝の下松スポーツ公園には野良犬達が横たわっている。
一匹だけでは別に気にならないが、色とりどりの5~6匹以上
がグランドの中央でデレッと寝ているので目をひく。夏の暑さ
を避けるために、おそらく太陽が上がる前のグランドは犬たち
の体の熱を取るにはもってこいなのかもしれない。

私の散歩コースは、660mのグランドを半周してそれから外
回りの山などをぐるりと歩きスタート地点に戻ってくる。その
散歩コースを1周するのに15分ほどかかるが、私のスピード
は分速約100mなので1周で1500mになる計算だ。それ
を4周するするので6000mを1時間かけて散歩する。

1周目を歩き終える頃、1匹の野良犬が私の方に向かって歩い
てきた。耳がたれて、どちらかというと間抜けそうに見えた。
するとその野良犬は、いやそうに左側に目をやると一瞬おどろ
いて体を震わした。どうやらアブが左側にいたようなのだ。
そのアブに気をとられて、私に気づくのが遅れて正面を見ると
ようやく私に気づきあわてて右側に小走りで逃げていった。

すると左側の首あたりに、直径10センチ程の痛々しいキズが
血にまみれていた。おそらく仲間から噛みつかれたのだろう。
ということは先ほど左側にいたアブは、傷ついた傷口の血を吸
おうと近づいたのだ。ちょっと間抜けそうに見えた野良犬だっ
たが、アブの存在に気づくのが遅れていたらアブに噛みつかれ
ていたに違いない。「泣きっ面にハチ」ではなく、「泣きっ面に
アブ」にならなくてよかったね。



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