「無人化」「脱24時間」の壁 | 素晴らしい人生を謳歌しよう

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2006年9月からブログを書き始めて17年が経過しました。不動産のこと、趣味のことなど話題が盛りだくさん。


コンビニ業界が深刻な人手不足に直面している。
従業員が集まらずに、オーナーが長時間労働を強いられる悪循環
に陥っている。効果的な打開策として期待されているのが「無人化」
と「脱24時間営業」。だが、たばことお酒が行く手に立ちはだかる。

JR東日本で唯一、店員の代わりに客が会計をするセルフレジ専用
無人店舗、コンビニ「ニューデイズ」が7月末にJR武蔵境駅構内に
オープンした。広さ25平方メートルと通常店舗の3分の1程度で、
店内には600品目が所狭しと並ぶが、たばことお酒はない。
ローソンも8月中をめどに深夜帯のレジ無人化を始める。店員が不
在となる深夜帯は陳列棚などを封鎖し、たばことお酒を購入できな
いようにするという。

ともに未成年者への販売を禁じた法律の規制が理由となる。
政府は、店舗で店員が対面で成人かどうか確認して販売することを
求めており、客がセルフレジで会計する無人店舗はこの用件をクリ
アできない。

コンビニの経営は、たばことお酒に大きく依存している。
大手3社のファミリーマートでは店舗売上高に占めるたばこの割合
は25.8%、お酒を含めれば3割超だ。コーヒーやおつまみといっ
た他商品を「ついで買い」する効果も見込める。
韓国のコンビニでは、手の指紋や静脈を使った無人店舗でもたばこ
を販売する実験が進む。だが、日本では未成年の飲酒や喫煙の防
止が一段と叫ばれる中、無店舗での販売は難しい。
オーナーの平均年齢もセブンイレブンでは53歳と高齢化が進む。
大量出店で成長してきたコンビに業界は、大きな転換期にある。


                                                          
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