ドラッグストアの再編 | 素晴らしい人生を謳歌しよう

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2006年9月からブログを書き始めて17年が経過しました。不動産のこと、趣味のことなど話題が盛りだくさん。


ドラッグストアは今や、百貨店を上回る規模まで成長した。
ドラッグストア業界は、日用品や食品で安売り攻勢をかけ、コンビニ
エンスやスーパーなどから客を奪う形で成長を遂げてきた。医薬品
や化粧品で安定して利益を稼ぐ一方で、日用品などの安売りにより
集客を図る手法だ。

ドラッグストア大手の業界7位ココカラフィンは、同業の業界5位マツ
モトキヨシと経営統合に向けた協議を始めた。統合が実現すれば、
売上高で1兆円規模となり、業界首位に立つ。
ココカラフィンには、マツモトキヨシと業界6位のスギがそれぞれ、
経営統合を呼びかけ、約2ヶ月にわたって繰り広げられた争奪戦だ
った。決め手となったのは、マツモトのプライプレートブランド(PB)
の商品力だった。化粧品やボディーソープといった日用品など豊富
な品揃えを誇るマツモトのPBへの業界内の評価は高い。10年前
から食品スーパーなどにも供給しており、今や300店を上回る。

これまでドラッグストアは、地方の中小企業が他社をのみ込む形で
規模を拡大してきた。今回のココカラを巡る争奪戦は、大手同士の
合従連衡という新たな編成局面に入ったことを示した。
背景にあるのは、業界で進む企業の淘汰と、飽和する市場だ。
全国のドラッグストアの店舗数は2万店舗と、この20年で1.7倍に
増え、コンビニエンス最大手のセブンイレブンの数に匹敵する。

食品を買うならば、コンビニやスーパー、医薬品を買うならば、ドラ
ッグストアといった垣根は過去のものになりつつある。今後はコンビ
ニの「薬局化」も進んでいて、ドラッグストアとコンビニ、スーパーの
競争は激化の一途をたどっていくことになるだろう。


                                                          
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