先ほど野菜たっぷりチャンメンを食べた。
奥歯に何かがはさまって気になってしようがないが取れない。
舌で引っ張りだそうとしたり、奥歯にはさまったあたりを吸い
込んだりしてもダメ。こんなことを何度も繰り返すと、少し
出かかったので親指と人差し指でつまんで引っ張るとようやく
取れて「スカッ～」とした。
・
長女が３歳ぐらいの頃、足の裏にとげが刺さった。
「いたい、いたい」というので、薬箱に入っているとげ抜きを
持ってきてとげを抜くと５ミリにも満たない木片だった。
娘に見せて「ふう～」と吹き飛ばすと、とげはどこかに飛んで
いった。それを見た娘は「また刺さる」といって一生懸命に捜
したが見つからない。「１度抜けたとげは、もう刺さらないよ」
と言ったのだが、なかなか理解出来ずに探し続けた。
・
奥歯にはさまったものをふたたび口の中に入れて呑み込んだ。
３歳の頃の娘がいたら、「口の中に入れたら、また奥歯にはさ
まるからダメ」と言うだろうか。
あの頃の娘たちは早いもので、長女は８歳と２歳児の母親とな
り、次女は８ヶ月の幼児の母親になった。
あれからもう３０年もたつが、歴史はふたたび繰り返して同じ
ようなことをしながら孫たちを育てているのかな。
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