前科と反省 | 素晴らしい人生を謳歌しよう

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2006年9月からブログを書き始めて17年が経過しました。不動産のこと、趣味のことなど話題が盛りだくさん。


分別されてないごみ袋を持ってIさん宅に行った。
「ピンポン~」、あれっ返事がない。おそらくいるはずだが。
「ピンポン~」。しばらくして「は~い、どちらさん」。
「近所にいます。児玉といいますが~」
玄関のカギを開ける音がした。「ガチャ、ガチャ」。

初めて見るIさんとは、どんな人間なんだろう。
玄関が開くと、色の白い70歳ぐらいのIさんが現れた。
「児玉といいます。このごみ袋はIさんが出されましたか」。
落ち着き払ったIさんは、私が手に持つごみ袋を見ても何のこ
と、と言わんばかりの態度だ。
「燃えるゴミ袋の中には、カップ麺の容器やストローがついた
ままのスムージーの容器も入っています」。
と言っても、私には関係ありませんと言わんばかりの態度。
「Iさんが出した証拠はありますよ。年金はがきがあります」
と、ごみ袋から取り出して見せると。一変した。
「すいません」と初めて頭を下げた。
証拠がなかったら、おそらくしらを切るつもりだったのだ。

世話役のお隣さんに、ブッチャーかあさんが話しに行った。
するとIさんは、過去にも同じことをしていたという。
前科があったとはおどろいたが、注意を受けてもまるで反省を
しないことに更におどろいた。どうりでしらを切るはずだ。
どんな立派な会社にいても、人間が立派になるわけではない。
ちいさな会社にいても、誠実に一生懸命に生きた人の方が立派
な人間になるということがこの度よくわかりました。



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