使った食用油で走る | 素晴らしい人生を謳歌しよう

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2006年9月からブログを書き始めて17年が経過しました。不動産のこと、趣味のことなど話題が盛りだくさん。


家庭で使った天ぷら油を、燃えるゴミで処分するのではなく、
資源として回収する取り組みが九州・山口でも広がっている。
使用済みの油は通常、新聞紙などに吸い込ませたり薬剤で固め
たりしてゴミとなるが、使用済みの天ぷら油から精製されてバ
イオディーゼル燃料として車の燃費として使われている。

山口県宇部市の市立厚東小学校の児童たちが歓声を上げた。
「焼き肉みたいなにおいがする!」
宇部市のゴミ収集車のエンジンがかかると、排気口からどこか
香ばしいにおいが漂い始めたのだ。
「この収集車は、天ぷら油からできた燃料で走っているんで
すよ」と宇部市役所廃棄物対策課の担当者が説明した。
ペットボトル2本に入れた廃油油と、精製されたバイオディー
ゼル燃料を児童たちに見せた。元々は黒く濁っているが、精製
されると透き通った燃料に生まれ変わる。

宇部市では2011年から、スーパーや公共施設に回収ボック
スを置いて、家庭から廃棄用油を集めている。揚げ物のかすな
どを取り除いた油をペットボトルに入れていつでも持ち込むこ
とができる。菜種油やコーン油などが対象で、パーム油やラー
ド、エンジンオイルなどは回収できない。市では回収拠点を年
々増やし、2017年度の回収量は5年間で倍増した。
集まった廃食用油は民間業者が収集し、バイオディーゼル燃料
にして市が購入してゴミ収集車やバスなどに使われている。

廃油用油の回収は、2000年代に入ると各地で盛んになる。
だが、代替燃料として使えるのは旧型の車両のみとなっている
ので、新しい技術でもっと多くの廃食用油を活用したい。



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