暖房や料理に薪を活用する動きが広がっている。
薪の生産量もここ10年伸びて間伐材の有効利用につながり、
森林の環境保全にも一役買っている。特に震災後に設置する家
庭が増加して、浴場などの公共施設で薪ボイラーを導入する動
きも需要拡大につながっている。林業振興を目的に薪ストーブ
の設置を支援する自治体もあり、長野県松本市は今年から家庭
への設置費として上限10万円の補助金を出している。
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サラリーマン時代の頃工務店回りをしていた。冬の寒い日に事
務所入ると事務所の中はポカポカして、大きなやかんにはお湯
が沸騰してやかんの口から湯気が立ち上がっている。広い事務
所全体を暖めきれないが、薪ストーブの直径2m程は暖かい。
工務店の加工場からは、毎日出る木材端片は後を絶たない。
家を建てる木材加工で儲かって、端片で暖を取る工務店に、若
い頃は一種のあこがれを持ったりしたこともあった。
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「薪ストーブのおかげで家中暖かく、体の芯までぽかぽか」
東京都日野市のTさん(69歳)は、2013年から薪スト
ーブを使っている。築30年の自宅をリフォームし120万円
かけて設置した。きっかけは2011の東日本大震災で計画停
電を経験したこと。「自然エネルギーへの関心が強まりました」
。里山ボランティアの活動などで原木を手に入れ、薪割りをし
ている。「大変だけど楽しい。体が続く限り続けたい」。
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森林の所有者やボランティアによる間伐が盛んになり、薪の供
給が促された。全国80カ所で地域住民らが森林の整備や薪割
り行っている「木の駅プロジェクト」は、持続可能な社会の実
現や環境保護のために薪の活用を呼びかけている。
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