カギシリンダー調査のためにアパートに行った。
ドア厚みのところに刻印されている型式は『ＧＯＡＬ』とある。
この型式は、以前何度か取り替えをおこなったものだが、初めて見る
形状だった。ＧＯＡＬのあとに△△△△と品番があったので、とりあえ
ずそれをひかえて一旦事務所に帰った。
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取引のある福岡のカギ問屋に電話をしてみた。
「ＧＯＡＬ型式◯○○○と△△△△では、シリンダーは違いますか」
「まったく別物ですね。ＧＯＡＬー△△△△の場合は、一旦ばらして
シリンダーの両サイドの足などの長さを測ってください」
今までにやったことがないカギを一旦ばらして、測って、またもとに
戻さなくてはいけないのでハードルが高く感じた。
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ふたたびアパートに行って計測をして、ドアの厚みも測った。
「両サイドの足は、３２ミリだったですね」
「それは規格外ですね。中央に短い足があるはずですが、
その長さはわかりますか」
「えっ、そこまでは測っていないです」
「ＧＯＡＬー△△△△は、種類が１００ぐらいあるんですよ」
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みたびアパートに行き、カギをばらして計測して元に戻す。
両サイドの足の長さ３２ミリ・中央の足の長さ７ミリをメールで
連絡をしたあと、ばらしたシリンダーの写真もメールで送った。
『写真で確認できたので、合うシリンダーを手配します』の返事。
初めてのＧＯＡＬー△△△△だったが、アパートに何度も行ってばら
したり戻したりしたので、しっかりと形状が頭の中に刻み込まれた。
ハードルが高くても、ねばり強くやれば何とかなるものですね。
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