年末にお会いしたばかりの大家さんが、昨日来店された。
あちこちに貸家とアパートを持っていて、当社との取引は３年ぐらい
の取引になるだろうか。当社が取引をしたアパートは、鉄筋コンクリ
ート作りでおしゃれなタイル張り２ＤＫ・４所帯賃貸物件だが、うち
３所帯を当社が客付けを行っている。
ちょっと神妙な顔をして事務所に入ってきた。どうしたのだろう。
・
「モール前さんから、お世話してもらったお客さんでＨ２７度の家賃
がまだ入金されていないお客さんがいるんです。」
一覧表を見ると、入金された日付の横に○月分家賃と書かれていて、
昨年度２回入金がされていないのがわかった。
「前月末に当月分が入金されていますが、５月分と１１月分が確かに
入金されていないですね。こんな時は４月末と１０月末の段階で、そ
の日のうちに「まだ家賃が入っていないので入金して下さい」と言わ
なくちゃーいけませんよ」と言うとさらに神妙な顔になった。
・
当社と大家さんの取引で、一度は管理をすることになったのに破談さ
れた経緯があるので「大家さんが管理しているんだから、直接催促し
て下さい」と言えばいいんだが、そこは大人の取引をすることに。
「わかりました、さっそく私から督促の電話をしておきましょう」
・
大家さんが帰った後さっそくお客さんに電話を入れると、２時間後
にお客さんから電話がかかってきた。
「調べたら確かに振り込みされていませんでした。すぐに２ヶ月分
の家賃を銀行に行って振り込んでおきました。」
電話１本でことは済むことなのに、大家さんにとってはこの１本の電
話のハードルが高いのかな。
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