わが家の近くに、ハスキー犬を飼っているおうちがあります。
ハスキー犬はオオカミの一種と言われるだけあって、大型犬で風格が
あります。目が青くて外国人みたいで、鋭くてすわってので、その犬が
近くを通ると少しこわかったですね。毎朝ご主人さんが、散歩をさせて
いますが、ご主人さんは少し年輩の方なので散歩をさせるのが大変の
ようです。ご主人さんの力よりも、ハスキー犬の方が強いので出かける
ときは、うれしさのあまりご主人さんを引っ張ってでかけていきます。
散歩の帰り道で私とたまに、はち合わせをするときがありますが、その
時はご主人さんを守るように気遣って前に出てきます。
そのハスキー犬はメスのようなんですが、飼い始めてだいぶんたつので
もうおばさんの部類に入るのかもしれません。その家の勝手口からいつ
も出入りをしていますが、散歩から家に帰ってくると、その犬はある
流儀あるようなんです。流儀というのは、家に着くと勝手口からすぐに
入ろうとせずに、その家の５ｍ程先にある南側の庭にまわって、その庭
を観賞します。はじめの頃は散歩から帰ってきて、ご主人さんが勝手口
から入れようとすると、反抗して庭の方までご主人さんを引っ張って行
っていました。でも最近は、ご主人さんもハスキー犬のわがままを受け
入れて、庭の観賞をさせて落ちつかせてから勝手口から入れています。
ハスキー犬としたら、自分のわが家の庭から入っていきたいんでしょう
が門扉があるので入れません。ということで、せめて庭の観賞をさせて
くれということのようです。その間１分間ですが、何を思いながら、
わが家の庭を鑑賞しているのか聞いてみたいものです。
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