日本では３組に１組が離婚するようになったそうですね。
アメリカでは現在、２組に１組が離婚をすると言いますから、いずれは
日本も２組に１組の割合で離婚をする人が増えるのかもしれません。
不動産業をしていると、離婚をする人が増えたことを実感することが多
くなります。離婚をすると夫婦が別居することになるために、お部屋探
しに不動産屋に来ることになるからです。結婚をする新婚さんのお部屋
探しは、新築物件かもしくは築浅物件で、設備は充実をしたものがいい
ということになり、家賃は高額なものになりがちです。逆に離婚する人
のお部屋探しは、古くても家賃の安いものと言うことになります。
８月になって離婚したお客さんのお部屋探しで、数組の入居申込をいた
だきました。お母さんがお子さんを連れて、現在の住まいを出て新たな
生活を始める方が多いようですが、この場合感じることは、お母さんに
は悲壮感はなく明るい方が多いということです。新たな生活を始めるた
めに色々と悩み苦しんだことで、覚悟ができ目標が明確になったためな
のかもしれません。そんな母親についてくるお子さんも、やはり明るい
お子さんが多いですね。母親のそんな姿をそばで見て、母親の背中を押
したりしながら、しっかりしてくるのかもしれません。
今月お申し込みをいただいた母親と１６才の娘さんがいましたが、娘さ
んがアパート探しをリードしていました。この娘さんは礼儀正しくて、
物事の道理をしっかりわきまえてとても１６才には見えませんでした。
私たち不動産業者は、お部屋探しのお手伝いだけじゃなく、これから始
まる生活の道筋を明確にさせることも必要になるのかもしれません。
モール前不動産(千年ホーム) http://www1.ocn.ne.jp/~sennen/index.htm
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