一昨日の朝、女房がギャハハと笑いながら私に言いました。
「マラドーナが首になったんて」ラジオのニュースで聞いたらしい。
「えっ？マラドーナは慰留されたと聞いたが」話がちぐはぐで訳がわ
かりませんでした。それにしてもお騒がせなマラドーナですね。
準々決勝戦のドイツ戦に一方的に敗れて、責任をとって自ら辞任する意
向を示していましたが、協会から慰留されて留任する意向を示していた
はずでした。その後の話の経過が昨日の新聞に載っていました。
マラドーナの写真の下に「なぜコーチにケチを？」の見出し。
どうやらアルゼンチンサッカー協会のグロンドーナ会長との会談で、
留任の条件としてコーチ陣の刷新を求めたらしいのです。
会長「好きな人に囲まれたいのは構わないが、これは慈善サッカーで
はなく代表だ。あと４年続けて欲しいが、この陣容では駄目だ」
マラドーナ「どうして私のコーチ陣にけちを付けるのか？他の監督に
はしなかったではないか。これでは続けられない」と応酬。
約３時間の激しいやり取りで、無言でその場を去ったといいます。
協会側は「いつまでもドアは開かれている」と再登板の道を開けてい
ると言いますが、果たして結末はどうなることでしょうか。
『名選手名監督になれず』ということわざが日本にはありますが、これが
マラドーナにあてはまるか予測不能ですね。ドイツに敗れるまでは、負け知
らずの破竹の勢いでベスト８に入ったわけですから。
どんでん返しの大好きなマラドーナのことですから、アルゼンチン国民からの
後押しで「是非にと所望されるのなら、やろうと」と言ってくるかもね！
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