参議院選挙は一昨日投票がありましたが、民主党の完敗でした。
敗因は「消費税アップ」を菅総理が打ち出したからという人が多いよ
うですが、そんな単純なことではないように思います。昨年９月から
政権交代おこなってきた鳩山・小沢の９ヶ月間の実績に対しての国民
の答えだったのではないでしょうか。前政権がおこなったばらまきの
高速道路無料化、子供手当アップなどは今の財政状態では必要ないと
国民は思っているのにそれらを強行に行ってきました。
そういう負の財産を受け継いで、菅首相がたまらず消費税アップをつ
い口にしたものだから国民の支持率が落ちたと思われます。
消費税１０％は自民党も打ち出しているにもかかわらずに、自民党が大
躍進したことから裏付けられると思いますね。
昨日は参議院選挙の総括の番組をやっていましたが、野党党首と現政権
の亀井氏までが、菅政権に対して痛烈な批判を行っていました。
それに対して民主党の枝野幹事長は全てを受け入れて、ごもっともなこ
とだと言っていました。野党時代の枝野氏でしたら、目には目とやり返
していたでしょうが、あの姿勢はあっぱれでした。小沢一郎前幹事長が
、自分がやってきた問題を現内閣に押しつけて菅内閣の足を引っ張るよ
うなことをしようものなら、民主党の明日はないでしょう。
消費税アップは、今の財政状態ではしょうがないと思っている国民が
６割を超えているわけですから、まず国民受けのためにおこなってきた
ばらまきをやめ、消費税の議論を進めてほしいものですね。
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