バンクーバー冬季オリンピックが花盛りになってきました。
モーグル女子代表の上村愛子ちゃん 検討むなしく４位でメダルには届
きませんでしたが、よく頑張りました。１４才の時からモーグルを始め
て現在３０才ですから青春時代のすべての１６年間が モーグル漬けだっ
たのでしょう。現在の上村選手の年齢を考えると あれだけハードなモー
グルでオリンピックでのメダルを狙える最後のチャンスだったのかもし
れません。１２年前の長野オリンピックで七位、ソルトレークで６位、
トリノで５位、そして今回のバンクーバーで４位。
「なんでこんなに一段一段なんだろう」と試合終了後 顔中涙いっぱいに
なりながら 悔し涙でコメントしていた姿が印象的でした。
メダルを取って現役選手を引退するという 最高の花道を描いていたのか
もしれません。まわりの人達も 日本中で応援する愛子ちゃんのファンの
人達も 私もそのうちの一人ですが。でも一夜開けて ふと考えてみると
愛子ちゃんにとったら もしかしたら これの方がよかったのかもしれな
いと思いました。モーグル選手として誰もが認める実力派ですが、冬季
オリンピックナンバーワンの美人で 回りから一番注目を受けてきたわけ
です。でも勝負の世界は 実力だけではどうすることが出来ない 非情な
ものがあるということがわかった愛子ちゃんは これからの人生でこの
出来事が大きく人生観を変えることになるはずです。後輩を育てるにし
ても 今回の悔しさで 人の気持ちがいたいほどわかる素晴らしい指導者
になれるはずです。胸を張って日本に帰ってきて欲しいですね。
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