会社の事務所には出入口に４枚の大型シャッターがついています。
２５年ほど使っていますが、台風で一度被害にあって修理をした位で、
ほとんど新品同様のなめらかな動きをしています。事務所の開け閉め
は私がほとんどおこなっていますが、開けるときはシャッター袋に音を
たてないように静かに入れ、閉める時地面に着地する時は、同じように
静かに付けてカギをします。よそのお店の開け閉めで従業員が、中から
シャッターを開け無造作にシャッター袋に押し上げるようにして開ける
光景を見ます。そうするとシャッターは手元を離れて勢いが増し、ガラ
ガラガラ・ガシャンとおおきな衝撃音を発します。このような開け方を
すれば３年もすれば痛んでしまいます。
私の開け方は、頭の高さまで手で開きます。ここまでは同じですが、
その後はシャッターにフック棒を引っかけて静かに少しずつ音をたてず
に押し上げて開けるわけです。そうすることで２５年たった今でも、
新品同様のなめらかな動きをすることができるわけです。
昨日午後６時半に仕事が終わって、シャッターを閉めに外に出ました。
この時期のこの時間帯だと外は真っ暗です。めずらしく事務所前は人通
りがなく静かでした。４枚のシャッターを閉めるのに３本の支柱を立て
ますが一本目の支柱を立て終わると、後ろに人の気配を感じました。
そのときは別に気にせずに、２本目の支柱を取りに行き立てようとしま
した。先程と同様に人の気配がしましたが、今度は妙に迫った感じがし
たので後ろを振り向くと、私の１ｍうしろに、なんと髪の長い若い女性
が斜め後ろを向いて立っていました。でた～お化け～。
話が長くなりそうなので、続きは明後日のお楽しみ。
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