ユニクロの柳井正会長兼社長が日本１位の資産家になりました。
２０１０年度の資産額が８４００億円といいますから気が遠くなります
ね。これは２年連続の首位ということのようですが、柳井氏の資産は昨
年から５０％も増えているといいますから驚きです。昨年度は１００年
に一度の大不況ということで、大半の企業は赤字続出の中でひとりユニ
クロだけが突出して勝ち続けてきたということになります。
なぜユニクロだけが勝ち続けてきたのか興味深く思いますが、確かに昨
年は下着のヒートテック商品が大ヒットしました。でも一つのヒット商
品を出しただけで一人勝ち出来るほど世の中は甘くないですからね。
一つのヒット商品がたまたま世の中に出ただけで、これは氷山の一角と
みるのが正解なのかもしれません。ヒット商品の予備軍は実はまだまだ
ユニクロの中でたくさん温存されていて、開発途中の段階の商品などが
世の中に出てくる日を手ぐすね引いて待っているのかもしれません。
今まででも売れ筋商品はたくさん出していますが、その売れ筋商品たち
は慢心することなく色とかデザインなど常に改良を繰り返されてきてい
るように思います。
お店にはいると店員さんの明るくて元気な「いらっしゃいませ～」の声
が聞こえますが、このかけ声一つとってもよそにないものを感じます。
お店の中は商品が山のように高く陳列されていて、お客さんは商品を見
るだけでも、楽しくなり飽きさせないように工夫がされているように見
えます。このように販売方法でもユニクロは常に研究することを怠らな
いのかもしれません。零細企業の私たちは、ユニクロから見習う点は
たくさんありそうな気がします。
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