昨日歩道を歩いていると、キラリと光るものが目に入りました。
色は銅色をしている3センチ程の大きさの小さな丸い物体です。いつも
使っているものですが、なつかしく思うその物体をひらっていいものか
一瞬躊躇しましたが、これを見過ごしてしまえば、ばちが当たりそうに
も思いました。さいわい回りには人の気配はありませんでしたので、歩
を2~3歩すすめて右手で拾いました。しげしげと眺めて見ると平成
18年と書いてあったので、できて2、3年といったところのようです
。すぐに自分の取得物にするのには、ためらいはありましたが、私の右
手に数分持たれることによって、ようやく自分の取得物としての認識が
できました。少し悪いとは思いましたが、ポケットに入れてしまいまし
た。キラリと光った丸いものは、そうです十円玉だったのです。
なぜ、道ばたに落ちていた十円玉をなつかしく思ったのでしょう。子供
の頃、道を歩いていたら小銭がよく落ちていました。それを拾って、
ヤッターと子ども心に喜んだものでした。それを思い出して、十円玉を
なつかしく思ったのでしょうね。昔は小銭をそのままポケットに入れて
いる人も多かったのと、ポケットに小さな穴が空いていて、そこから
ポトリと落とす人も多かったのでしょう。最近は道ばたを歩いていて
も、小銭が落ちているということはほとんどなくなりました。小銭の使
われ方が変わってきたからかもしれません。キャッシュカード持つ人は
小銭を持つ必要もなくなってきたし、小銭入れの財布をもちポケットに
直に入れる人はいなくなってきました。昨日は久しぶりに、なつかしく
十円玉を拾う喜びを感じた日でした。
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