仕事が減少して腕の見せどころも減った | 素晴らしい人生を謳歌しよう

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2006年9月からブログを書き始めて17年が経過しました。不動産のこと、趣味のことなど話題が盛りだくさん。

昨日午前中Y様邸の屋根仕舞がようやく終わりました。

次は筋交いと金物の取付が始まりましたがY大工さんが

金物の取付に対してあまり良いようにいいません。

「なんで こんなにたくさん金物を付けんといかんか わからん」・・・

今まで筋交い工事は 桁と土台を切り込んでそこに筋交いをはめ込んで

釘止めしていたが この度の検査機構の施工要領は筋交いは いも付けですが

桁と土台と筋交いに金物とビスをたくさん取りつけなければなりません。

大工さんの言うことはわかりますが 検査機構もたくさんのデーターの元に

この施工方法を決めたわけですからしょうがありません。

そして大工さんの知恵と技術の凝縮で刻み工事を行っていましたが

最近は短時間で できるプレカットで刻みをおこないます。

大工さんの仕事が減少して腕の見せどころも減った感じがします。

しかし 合理的に進化して変わっているのでしかたないですね。

左官さんの仕事の減少は大工さんの比ではないですね。

古来の塗り壁もなくなり 風呂もほとんどユニットバスに変わり

トイレ 台所のタイル工事もなくなってしまいました。

職人さん達も時代の波に呑まれながら 生き残っていく方法を

考え続けなければ ならないのかもしれません。

千年ホームのホームページ http://www1.ocn.ne.jp/~sennen/index.html




屋根仕舞