コロナに明け、コロナに暮れたこの1年でしたが、気が付けば街ではクリスマスソングが流れ、もう今年もあと少しで終わろうとしています。
【変わりつつある働き方】
この1年を振り返ってみると、仕事を持つ私たちにとって何より大きな出来事は、働き方がすっかり変わったことです。
業種によっては、コロナをきっかけに即座に在宅勤務を働き方のメインを切り替えたところがありますが、体制が未だに変わっていなくて「うちは何の変化もありませんけど・・・。」と言いたくなる職場においても、将来的には無視できない潮流だということです。現状は旧態依然であっても、今後は変化を避けられません。
人手が必要な現場などのラインは残るでしょうが、残業は減り、管理部門を中心に人の動きは流動的になるでしょう。
つまり職場の人間関係も、これからはイヤでも変わってくる可能性が大きいということです。
例え、今しがらみで、がんじがらめの気がしている人でも、このことは一応頭に置いておきましょう。
すこーし気が楽になる気がしませんか?
【そうは言っても・・】
ただしそうは言っても、今誰かに悩まされているのであれば、やっぱり「職場のあの人を何とかして欲しい!」というのは、差し迫った願いですよね?
自分の努力でどうにかなる仕事そのものとは違って、「働くラインに嫌な人がいる」という状態は、こちらがどうにか出来る範ちゅうを越えていることが多く、いかんともしがたい悩みです。
厄介な人というのは、上司にも部下にもいるものです。つまり人の集まるところであれば、残念ながら必ず存在するわけですが、とりわけ面倒なのは、先輩や後輩など、職務の上下関係がはっきりしていないケースです。
【先輩・後輩関係は難しい💦】
上司と部下の間柄であれば、両者のやりとりは業務指示や命令が基本であり、部下を育てるのは上司の役目ということになりますが、先輩・後輩の場合は、その辺りがあいまいです。
「教えてあげる」「教えてもらう」、もしくは「助けてあげる」「助けてもらう」というやりとりがメインでしょうが、何をどれくらいかというと、上司から明確な指示とフォローがない限り、多くは先輩の裁量次第となります。
たまたま人柄・人当たりの良い先輩や気の合う相手であれば、何の問題もありません。
後輩の方は「将来は、自分もあんな先輩になりたいな☆」と感謝するでしょうし、そんな風に思われた先輩も悪い気はしませんよね?
しかし問題は、仕事をきちんと教えてくれず、こちらが困っていても知らん顔をしている先輩や、反対に、指示を守らず、注意しても無視する後輩に当たってしまったケースです。
【どうしてそうなるの?】
なぜそうなってしまうのかと言うと、理由は実にさまざまです。
仕事を良く知らない、
そもそもやる気がない、
意地が悪い、
自分の仕事を奪われるのがイヤ、
気難しい、
単に礼儀を知らない、
常識がない
などいろいろ挙げられますが、きちんと仕事をしたいこちらの方としては、たまったものではありません。
1度や2度であればまだしも、業務で一緒にタッグを組むことが続く、もしくはルーティン業務で毎日のように繰り返される場合には、仕事が全然進まなかったり、その結果こちらの評価がガタ落ちになったりします。
【そんな時にあなたが考えるべきこと】
そんな時にはどうするか?ですが、まずは落ち込んで「辞めよう・・。」などと思わないこと!
恐らく悪いのはあなたの方ではありませんし、もしもその仕事や職場が気に入っている、あるいは少なくとも、仕事や組織が嫌いではない、という場合には、「自分が抜ければ、楽になる。」と思うのは、最後にしましょう。
では、どうするか?
次回、具体的にお話させて頂きますね。