【世田谷区用賀の算命学鑑定士が占いで解決】~ 辞めるのはちょっと待って!職場で上司、部下、同僚との人間関係に悩む人へ

【世田谷区用賀の算命学鑑定士が占いで解決】~ 辞めるのはちょっと待って!職場で上司、部下、同僚との人間関係に悩む人へ

仕事が自己実現の場である人にも、生活のためだけに働いている人にとっても、1日の大半を過ごす職場はとっても大事です。
周りの人との関係に悩んで辞める前に、占いを使って違う角度から考えてみましょう。

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【感動をくれたオリンピック・パラリンピック】

ここ最近はなぜか感染者が激減していますが、今年もこの10か月を振り返ると、新型コロナでほとんど身動きの取れない年でした。

そんな中で大きなイベントとなった今年の出来事と言えば、やはりオリンピック・パラリンピックでしょうか。

「コロナ患者が、こんなにも増えているさなかなのに!」と開催反対の声が大きい中を押し切って行われましたが、各国選手が力強く演技や競技に取り組む様子が、みんなに大きな感動を与えてくれたことは間違いありません。

私も、数年前の招致の時から反対派で、間際までブツブツ言っていましたが、それはそれとして、競技自体はやはり打たれるものがあり、不覚にも感動してしまう場面が多々ありました。

これは嬉しい誤算と言えたかもしれません。

【コロナ前の日本は外国人ばかり】

ただもう一つ、話題になった中で、気になることが・・・・。

 

安倍政権が「観光立国」を掲げて以降、コロナが広がるまでは、日本への観光客が以前に比べてどっと増えたのは、多くの人が実感していたところです。

 

京都在住の知人は、「観光客が余りに多すぎて、日常生活に支障があり過ぎ!」と嘆いていましたし、そう言えば私も2~3年前、飛騨高山へ遊びに行った時には、道で聞こえてくるのは、英語とフランス語と中国語のみ! 夏休みのはずなのに、日本語はちっとも耳にせず、辺鄙なはずの白川郷でも、恐らくタイの方々らしい言葉が加わっただけで、同じようなありさまです。街で浴衣を着て、そぞろ歩きをしている人がいたと思えば、金髪のカップルでした。

 

確かに多くの国の人が実際に日本を訪れて、良い面も悪い面も含めて知ってもらうのは、より良い理解のために必要なことでしょう。お金を落としてもらうのは、もちろん有難いことでもあります。

 

【「安いよ!ニッポン」】

でもこれって、必ずしも、日本の文化に惹かれて来日するだけではなさそうです。

海外に頻繁に行く方であれば、とっくに実感して気付いていらっしゃるでしょうが、みんなが来日する大きな理由の一つは、「日本の物価が安い。」から。

 

ここ数年「日本は物価が安い」という記事を、何回も目にしましたが、オリンピック・パラリンピック期間中、多くの外国人記者が「日本では、食べ物がこんなに安くて美味しい💕」と感激して、記事やツイートを発信したことから、改めて話題になりました。

 

そうです。日本は今やすっかり、「安い国」になっていたのでした。

そりゃあ、物価が安くて、食べ物がおいしくて、清潔で安全で、外国人観光客に優しい国であれば、誰だって行ってみたいと思いますよね?

 

【すっかり後進国に・・💦】

問題は、安い国になってしまったと同時に、多くの面ですっかり後進国になってしまったことです。最近は「周回遅れ」、つまり他の国に抜かされて、1周遅れてしまったどころか、既に何周も遅れているのでは?という声さえあります。

 

先日もタイで何年も事業している日本人の方とお話する機会があったのですが、「全くその通り!」ということでした。

 

まず物価。

例えばラーメンですが、すでに日本の値段では、タイでは食べられないそう。その方は大体1.5倍くらいの価格イメージ、とおっしゃっていました。それでもタイの中産階級の人たちは、大して高いとも思わず、日常的に利用しているそうです。

 

また銀行などのサービスもとっくに日本を抜いていて、ネットバンクでできる範囲も、ATMでの操作でも、手数料の安さも、ぜーんぶタイの方が上だそう。

 

うーん、はるか以前にタイに旅行した時は、随分物価が安くて、円の使いでがあるなぁ、なんて思っていたし、名前だけは知っているタイの銀行のATMも「大丈夫かな?何だか使うの、不安だな。」なんてビビッていたのですが、すっかり逆転されているということですね。

そう言えば、韓国でも国民1人当たりの所得が日本を抜いた、と話題になっていましたっけ。

 

【今は激動の時代です!】

ここまで長々とお話させて頂きましたが、つまりは何が言いたいのかというと、以下の2つです。

 

まず、今はご存じの通り激動の時代です。

恐らくあと50年もすれば、教科書に「21世紀前半は、産業革命に匹敵するほどの、人類にとっての曲がり角だった。」と書かれるでしょう。AIやデジタルトランスフォーメーションなどの進歩で、近々私たちの日常生活も仕事も、今はまだ想像もつかないほど、変わっていくのは間違いないのです。

だから「今の仕事や職場が、このまま5年後、10年後もあるだろうか?」とよく考えておかないと、突然仕事を失うことになりかねません。

【「遅れた日本」だと認めよう】

そして次に、日本の実態です。

既にどれほど遅れて貧乏になり、他の国に抜かされているのか、まず自覚する必要があります。

もしかしたら近いうちに、今勤めている会社が、国力や財力を伸ばしている他の国の企業に買収されるかもしれません。

そうなったら、ある日突然、上司が中国人やタイ人になる可能性だって、小さくないのです。

 

もちろん私たちは、毎日の厄介な人間関係を切り抜け(このブログはそのために書いているのですが。)、山積みの仕事をこなすことが、まず第一です。

それは緊急で大事なことではありますが、足元で起きている大きな変化にも、同じ位の注意とエネルギーを向ける必要があります。

大きな波が来ているのをわかっていて、目をつぶってはダメ!いつか自滅してしまいます💦

 

このままでいけば、他の人に渡さないよう囲い込んでいるお局様の仕事も、叱咤激励するだけで、ほとんど存在価値のない課長の仕事も、7,8年後にはなくなるでしょう。

そう考えると、周りの人のご機嫌を、気にしている場合ではありません。

 

だから職場の空気を読むことよりも、もっと大事なのは、

「自分の仕事は、あるいは職場は、今のままでよいのか?」

「これからの時代に役立ちそうな、自分に向いた勉強は何だろう。」

などを考えて、何かを始めることではありませんか?

 

占いではその人の適職や、行動を起こすべき時期なども、観ることができます。

自分で考えてみて、具体的にピンと来なければ、観てもらうのも一手ですよ。

 

職場では誠実に仕事をしているはずなのに、なぜか周りから敬遠されて、人間関係が今一つうまくいかない・・・。

 

前回のブログでは、その原因について、一つは「承認欲求が強いこと」というお話をさせて頂きました。

周りから敬遠されないために | 【世田谷区用賀の算命学鑑定士が占いで解決】~ 辞めるのはちょっと待って!職場で上司、部下、同僚との人間関係に悩む人へ (ameblo.jp)

例え他人を貶めるような発言や、自慢話はしていなかったにしても、内心「自分をスゴいと思って欲しい。」「認めて欲しい!」と気持ちが強いと、知らず知らずのうちに相手を疲れさせしまうので、敬遠されがちになる、ということです。

【その2.一方的で相手の話を聞けない】

ではもう一つは何かと言うと、それは「聞き下手」、つまり相手の話をきちんと聞くのが、余り得意でない場合です。

こう申し上げると、「えっ!! 大抵の上司や先輩は、一方的に言いたいことだけ言って指示してくるだけで、こっちの話なんか、まず聞かないと思うけど・・・。そんなことを言ったら、殆どの人が敬遠されちゃうんじゃないの?」という声が聞こえてきそうです。

 

確かにそれはその通りで、これはほぼ女性に限った話。

その中でも、女性の多い職場のケースに、限定されると言えるでしょう。

 

【男性はスペック重視】

基本的に、男性の場合は既に学生時代から、スペック重視の姿勢は始まっていて、社会人になっても、それはそのまま続きます。

 

具体的には、

「年齢は?」

「年次は?」

「出身校は?」

「部活は?」

「出身地は?」

など、まずこうしたことを知りたがります。

 

相手の外枠を知った上で、互いの位置関係を確認し、対人関係がスタートするのです。

 

例えば職場の同僚が年上なので、敬語で話していたところ、入社年度が下だとわかった途端に「きみ」とか、場合によっては「お前」呼ばわりする。逆に年下だと思っていたら、その人は若く見えるだけで、実は年上だったことを知り、慌てて言葉遣いを改めた、なんていう話は良く聞くところです。ただしこんな一コマは男性に限った話で、女性に関しては、まず聞いたことがありません。

 

ですから、上司が職場でも昼休みでも、はたまたアフターファイブ(最近は極めて少なくなりましたが)でさえ、一方的にしゃべり、一方で部下はひたすら拝聴する、なんていうことも、内心「めんどくさいなぁ。」と思うことがあったにしても、男性同士の場合はさほど抵抗あることではないのです。

 

【女性同士はルールが違う】

しかし女性の社会では、大分勝手が違います。

 

小学生くらいの頃は、気の強い女の子が、気の弱い子に命令する、なんてことはありますが、大人に近づくにつれて、女同士は対等な関係が基本になります。

 

年齢差があれば、当然敬語は使っても、気持ちの上ではイーブンだと言えるでしょう。例えば国内でも海外でも見知らぬ土地に引っ越した場合、大抵夫よりも妻の方があっと言う間にその土地に馴染むのは、生来の言語能力の差もありますが、地元のおばちゃんとも対等に話して、仲良くなる姿勢と無関係ではありません。

 

【仕事は仕事・プライベートはプライベート】

ですから職場で女性の上司や先輩が、女性の部下たちに指示をするのも叱るのも、仕事ですから全く問題はありませんが、その姿勢を雑談の場や、プライベートに持ち込むと、溝が生まれ、段々と敬遠されるようになってしまいます。

例え意識はしていなくても、「仕事は仕事」「プライベートはプライベート」が、女性同士の基本姿勢なのです。

指示する時以外は、ちゃんと聞き役に回り、昼休みなど雑談の場で相手が話していたら、敬意や関心を持って耳を傾けることです。

 

そう言えば、起業家の松永真理さんがNTTドコモの室長を務めていらした時、当然のことながら仕事はキレッキレでしたが、指示を出している時以外は、天然で可愛い方だったそうです。そうした彼女の人となりに、部下の女性たちが惚れ込んで皆で仕事を頑張り、当時まだスタートしたばかりの、携帯電話事業の業績を押し上げたという話がありましたっけ。これなどは、好事例だと言えそうですね。

【出来る女性は気を付けて!】

職場での意思決定は、今もほとんどが男性です。その中で頑張ってやっていこうと思ったら、ディベートの能力を磨くことも、プレゼンテーションを上手に行う力も必要です。

でも理論武装した能力を使うのは、基本的に会議の場に限定して、自分の部署では封印した方が無難かもしれません。どんな仕事も多くの人の協力があってこそ、成果を生むのです。

だから自分の周りの人たちを遠ざけるような言動をとるのは、とってももったいないこと。

 

これはもう、出来る女性ほど要注意です。

また算命学でみると、「知」が勝ちすぎている人や、仕事のエネルギーが強く、気遣いする星が見当たらない、なんていう人も、気を付けた方が良さそうです。

 

もし心当たりがある人は、自分の言動が一方的な印象を与えていないか、手を止めて考えてみましょう。

また仕事に支障はほとんどないのだけれど、自分の部下や後輩となんとなくギクシャクする、なんていう場合にも、やはり振り返った方が良いかもしれません。

 

前回、前々回、ミユキさんとマキコさんの話を通して、チクチク批判的な人には、どう対処するか?を、一緒に考えてみました。

今日は立場を変えて、「自分がミユキさん側ではなく、マキコさんのように周りから敬遠される側だとしたら?」について、お話してみたいと思います。

【職場では問題なく過ごしたい・・】

敬遠されると言っても、いろいろあります。

単に人柄に問題ありと思われて避けられる。口うるさくて、煙たがられる、などなど、あげるとキリがありませんが、ここでは本人は職場で誠実に仕事をしているつもりなのに、なぜか周りの人とうまくかない・・・。

そんな悩みの原因は何か?について、主な2点をあげてみました。

 

そもそもご本人が人間嫌いで「誰とも、仲良くやっていくつもりはない。」なんていう、強い思いでもあれば別ですが、そうでなければ職場のように、毎日同じようなメンバーとのやりとりで成り立つ小社会の中で、誰かとギスギスするのは、言うまでもなくツラいものがあります。第一仕事の効率から言っても、よろしくありません。

 

【雰囲気が悪いとダメージ大💦】

それに、仮に人間嫌いの人であっても、職場の雰囲気が悪いと、ダメージはそれなりに大きいものです。占いのご相談者の中にも、「他人が苦手で、職場の人もみんな嫌い。」とおっしゃる方がおられますが、周りと仲良くするつもりはないと言いつつも、同僚からの冷たい視線やさりげない無視などは、やはり精神的にきつく、結果的に居づらくなってしまいます。

 

ですから自分が上司や先輩として、誰かを叱らなくてはならない場合は別ですが、少なくとも日常の何気ないやりとりの中で嫌われないで済めば、それに越したことはありません。

ではどんな人が、敬遠されがちなのでしょうか。

 

【その1. 承認欲求が強い】

まず何と言っても、「承認欲求」の気持ちが強い人があげられます。

 

こういう人は、男性であっても女性であっても、人間関係がなかなかうまくいきません。

前回のブログで例にあげたマキコさんほど、周りの人に対して否定的でないとしても、その人の持つ

「認めて欲しい!」

「すごいと思って欲しい。」

「褒めてほしい。」

という気持ちは、相手を疲れさせます。

 

「失礼ね!今職場でうまくいっていないけれど、私はそんなに気が強くもないし、褒めて欲しいなんて、言ったことはないわよ。」とおっしゃる方もおられるかもしれませんね。

 

確かに承認欲求が強い人には勝気な方が多いのですが、必ずしも自分の美点をアピールするばかりとは限りません。自分の自虐ネタを持ち出して、それを否定してもらいたい、慰めてもらいたい、という持って回った、屈折した心情からくる言動もよく見られます。

 

【言葉だけではありません】

また会話だけが、相手とのコミュニケーションではありません。

むしろ人は言葉よりも、その人の思いの方を、敏感に受け取るものです。

 

例えば言葉では何も言われなくても、「あ、歓迎されていないな。」と思った経験は、誰にでもあるのではないでしょうか。それは言葉以上に、相手の目つきや雰囲気、間などに「今は歓迎しません。」という気持ちがにじみ出ていたからですが、「認めて欲しい。」という思いもそれと同じです。

直截的に口には出さなくても、相手には伝わってしまうものなのです。

 

そりゃあ誰だって、褒めてもらうことは大好きです。

でも逆の立場で考えてみて下さい。

相手が「褒めて!認めて!」という熱い思いを胸に抱いて、こちらに向き合ってきたら、多分重さを感じて、腰が引けてしまいませんか?思わずその人とは、距離を置きたくなってしまいます。大人であれば、そんな重荷を相手に投げてはいけません。

ニコニコニコニコ

【自分を「好き!」と言えるように❤】

それに何より、もし本当にそんな風にこじれた承認欲求を持っているのであれば、自分の評価を他人に預けてしまっているということですから、即刻、軌道修正が必要!

 

自分でも気づかない自分の良さを、友達や親が認めてくれる、ということも時々はあるでしょうが、基本的には自分を誰よりもよく知っているのは、自分であるべきです。

「自分を愛せない人は、周りの誰も愛せない。」とは、良く言われることですよね。

他人の眼で自分を評価しないで、自分で自分が「大好きドキドキ」と言えるようになりましょう。

 

もしクールに、自分を見ることができない、と思うのであれば、心赦せる友人や、親、占い師などに聞いてみましょう。

「なるほど。」と思うこともあれば、「え?そんなところ、自分にあったんだ。」とビックリすることがきっとあるはずです。

 

長くなったので、2つ目については次回に続きます。

「赤毛のアン」の作者で知られるルーシー・モンゴメリは、別の作品の中で

「私たちの人生を蝕むのは、大きな悲劇より、日常で頻繁に遭遇する小さな悪意」

という意味のことを言っていますが、まさにその通り。

 

前回のブログでは、先輩のマキコさんが毎日のようにミユキさんに対して放つ、ちょっとした無視や、事細かな批判の数々が、彼女を憂鬱にさせ、気分を滅入らせる、というお話をさせて頂きました。

 

先輩にチクチク感じます・・・ | 【世田谷区用賀の算命学鑑定士が占いで解決】~ 辞めるのはちょっと待って!職場で上司、部下、同僚との人間関係に悩む人へ (ameblo.jp)

 

【誰にでも覚えはあるはず】

こういう経験、誰でも多かれ少なかれ、覚えがあるはずです。

ミユキさんの場合は、職場の先輩と後輩でしたが、必ずしも仕事の場だけとは限りません。

 

例えば、

・学生時代、同じクラスの〇〇子さんが一緒だと、なぜかいつもの自分ではいられなくて、ちぐはぐな発言をしてしまうことが多かった

 

・お姑さんに見られていると、監視されているようで、動作がギクシャクしてしまう

 

あるいは、

・やることなすこと、いちいち指摘してあげつらう、自分の母親がなによりも苦手だ、

 

などという話はよく聞きますし、当然ご相談も多数あります。

 

そう、職場や家庭、学校など、人と人との距離が近い環境だと、どこでもあり得ることなのです。

【理想と現実】

職場の同僚も上司もみんなフラットな関係で、仕事について言いたいことを言い合うけれど、批判はしない。

家族みんなが、お互いを暖かい目で見守り、でも肉親だからと言って決して踏み込み過ぎず、必要だと思ったら、手を差し伸べる。

 

心温まるドラマにありそうですが、これが理想ですよね。

 

でも登場人物みんなが、年齢を問わず大人の人間じゃないと、なかなかこうはいきません。

毎日をこんな風に過ごせたら、ストレスも今の1/10位で済みそうです。本来はこうあるべきでしょうし、世の中に全くあり得ないとは言いません。

とは言うものの、私たちの多くは人間がデキていないなので、ミユキさんのように、「私の努力が足りないのかな?」などと悩みつつ、毎日周りの人とのとのやりとりに、四苦八苦するすることになります。

 

【ミユキさんとマキコさん】

ではミユキさんのケースを、どう考えたら良いのでしょう?

 

まずマキコさんも相棒がもしもミユキさんでなかったら、振舞い方が全然違うのでしょうか?

いいえ、こういう人は、基本的に誰であっても、ほぼ変わりません。

立場が上の人であれば別ですが、もしも自分よりも年下や、経験の少ない相手であれば、同じように、威圧的に振舞うでしょう。

実際ミユキさんの職場で、マキコさんの評判は余りよろしくありません。

 

「なんだっていつもあんなに、偉そうなのかしら? いったい何さま?」

「この間も、マキコさんにいきなり怒られちゃった!いきなりよ、いきなり!」

「今日はマキコさん、休み? やったー!」

などの声が、たまに漏れ聞こえてくることも。

マキコさん、結構な言われ様です。

ミユキさん以外の人に対しても、批判的な対応が多そうですね。

 

【批判がキホン】

もちろんミユキさんの方も時折ミスはする訳ですから、100%マキコさんが悪い訳ではありません。

ただしマキコさんのような人は相手の良いところよりも、何か誤っている点はないかを、探そうとします。それも、たまたま見つけるのではなく、近寄っていろいろな質問をしてきては、どこかを見つけて批判するのです。

そう言えばミユキさんは、マキコさんのよもやま話の中でも、誰かを褒めているのをほとんど聞いたことがありません。ほぼ自分自身の話題か、あるいは誰かの批評です。

 

【エネルギーの移動】

そうするとミユキさんのように批判された人は、どうなるでしょう?

一緒にいると居心地が悪くなり、「自分の言動が間違っているのでは?」と不安になります。

そして批判してくる相手の眼からなるべく逃れようとするのですが、その時には既にいつもの自分ではない気がして、普段ちゃんと出来ることも、なぜかうまくできません。

こういう経験、誰でもあるのではないでしょうか。

 

どうしてこうなるのかと言うと、批判する人は、相手に自分を失わせることによって、その人のエネルギーを吸い取ってしまうからです。

そう、ミユキさんは批判的なマキコさんの前ではエネルギーを奪い取られてしまうので、いつも失敗が多いのです。

 

ただしマキコさんのような人は、邪悪な気持ちで意図的に「エネルギーを吸い取ってやるぞ!」と思って、近寄って来ている訳ではありません。ほとんど無意識の行動なので、余計に始末が悪いのです。

 

【原因となっているもの】

なぜこうなるのでしょうか。

一言で言えばその人が育ってきた過程で、欠落したものがあったからです。

 

多くは親の注意が自分ではなく、他の兄弟に行ってしまったとか、周りの大人が忙しい生活を送っていて、子ども時代にあまり気に留めてもらえなかった、あるいはとても良い子だったので、親が安心してその子に注意を払わなかった、また親自身が何か問題を抱えていて、子どもに親らしい気持ちを持てなかった、などです。

 

これらは子どもの頃から長い時間を掛けて作られた、「半ば無意識のクセ」なので、そう簡単には軌道修正できません。他人のエネルギーを吸い取ることで、一時的には満足しますが、長くは続かないのです。

 

【占いの結果】

ここまでわかると、とりあえずはミユキさんのように「自分ばかりが悪い訳ではないんだわ!」とわかって、肩の荷が下りた気がするのではないでしょうか?

実際にミユキさんとマキコさんを占ってみると、マキコさんの言動は仕事のためなんかじゃなく、自分自身のエネルギー確保のために、批判的に振舞っているに過ぎない、と出ました。

こうして背景を知るだけでも、問題はかなりの部分が解決します。

占いも、その他の相談も、まず事実を知ることが何よりの対策です。

 

それを自分で気付けて納得できて、気持ちが晴れるならば、それでOK!

でも確信が持てなければ、クールに判断してくれる誰かに、相談してみることです。自己批判ばかりしていると、どんどん気持ちが下がって来てしまいます。

 

何となく批判がましい態度 ⇒ 自分を失って、ミスする ⇒ 厳しく非難される ⇒ 落ち込んでまた失敗する

 

これでは、負のループになってしまいますからね!

【理解すること≒赦すこと】

ちなみにミユキさんへのアドバイスは、「マキコさんに対してはひたすら寛大に、愛情深い気持ちで接しなさい。いずれ、空威張りだとわかるでしょう。」となりました。

 

そう言われたからと言って、ミユキさんがマキコさんに対して、「愛情深く」振舞えるかどうかは別ですが、相手を理解することは、許すことでもあります。と言っても、エネルギーを奪われるのを許すのではなく、マキコさんの欠落感からくる言動を理解してあげる、ということです。

 

もしも誰かに何度もチクチク言われたせいで、自分がダメな人間だと感じ、なぜか失敗ばかりするようになったら、マキコさんのように他人のエネルギーを奪う人ではないかを疑ってみましょう。

ただしその時に、ちょっとは自分の失敗の反省も必要ですよ。

 

ブログを読んで下さっている皆さま、お久し振りです!

 

書きたいと思いながらも、いろいろ忙しい日が続き、ブログの間隔がしばらく空いてしまいましたが、良かったら、またお付き合い下さいませ<(_ _)>

 

【人のいるところ、人間関係のトラブルあり】

さて、

どんなに意識が高くて良心的な職場であっても、人が複数集まっていれば、残念ながら、何かしらの人間関係トラブルが発生するものです。

 

明らかな問題児や、誰が見ても意地悪な上司や先輩の場合には、「いったい誰が悪いのか?」などと悩む必要はありません。

でも困ってしまうのは、「悪い人じゃない。でも何だか、とってもイヤ!これって、私だけ?」と感じてしまうような、微妙で曖昧なケース。

例えばミユキさんが先輩のマキコさんに日々感じる、以下のような場合です。

【ミユキさんのケース】

朝の挨拶は1日の大事な始まり、と信じるミユキさんは、職場に入るなり、いつも周りの人に明るく大きな声で、「おはようございます!」と声を掛けることにしています。

ところがマキコさんは、大抵の場合すぐには返事をしてくれません。始業前だというのに、何かしら忙しそうに作業や準備をしていて、ミユキさんが側に来ても、何も言わずにスッと席を外すことがしばしば。

そしてやや経って戻ってから、ようやく「おはようございます。」と挨拶を返します。

本当に忙しければ、ミユキさんも気にはしないのですが、マキコさんと業務が重なることが多く、仕事の内容を良く知っているミユキさんからすれば、どう見ても挨拶できない作業というほどではなく、しかも急ぐことでもありません。

 

【ひがんでいる訳ではありません】

ミユキさんは普段自分のことを、ひがみっぽい方ではないと思っていますが、マキコさんのこの振る舞いには、

 

「あなたへの挨拶なんか、作業を差し置いて、すぐに返すほどの価値はないわね。」

 

と言われているかのようであり、また

 

「先輩の私は、こんなに忙しいの。」

 

とアピールされているかのように、都度感じてしまいます。

                              

たいてい毎朝こんな感じのスタートですから、ミユキさんは意気を削がれることがしばしばですが、それでも気を取り直して仕事を始めます。

 

【仕事中の会話も難しい💦】

マキコさんと仕事をしながら交わす会話は、できれば気軽なものであって欲しいのですが、これまた思う通りにはいきません。なぜかミユキさんはマキコさんと一緒にいると、普段はしないようなミスをしてしまうことが多く、その度に鋭く突っ込まれてしまうのです。

マキコさんはミユキさんのミスをほとんど見逃さないだけでなく、都度厳しく批判してくるので、その度にミユキさんは、自分を無能で価値のない人間であるかのように感じて落ち込みます。

先日も書類の入れ違いをマキコさんに責められましたが、そもそも処理の途中で彼女が口を出して来たため、混乱してしまったのでした。でもミスであったことは確かですので、そんなことは口に出せません。口には出せませんが、ミユキさんとしては、どうも行き場のない、モヤモヤを感じてしまいます。

【一緒に笑い合うこともありますが・・】

さらに問題なのは、マキコさんが100%イヤな人であれば、そう割り切ることもできますが、時には気軽に面白い話をして、笑わせてくれるのです。そんな時、ミユキさんは一緒に笑いながらも、「マキコさん、いつもこうだと良いのに。でも、私が至らないからいけないのだろうな・・・・。」と、自省の念を込めて思います。

 

このやりとり、どう思いますか?

どこの職場でも良くある、何気ない一コマであり、書類を隠したり、あることないこと言われるような大きないじめや嫌がらせがある訳ではありません。つまり、見たところ深刻な事態には思えませんが、とは言うものの、ちょっと想像してみて下さい。

これが毎日続いているとしたら、どうでしょう?

 

かなり精神的に参ってくるのではないでしょうか?

そう、だからこうしたストレスを感じたら、そのままにしたり、「私がミスしないようにすれば良いんだわ。」などと、全部自分の努力不足のせいにして、片付けてしまってはいけません。

 

ということで、次回もっと掘り下げて考えてみたいと思います。