気圧と体調と感度 | 千殊むすび院長日記

千殊むすび院長日記

東京・大塚にある『千殊むすび鍼灸院』院長の宮本啓佑です。
健康のことだけでなく、日々起こった面白いこと、趣味の山登りや社寺巡りのことなども書いていければなあ、と思います。

今年は台風の当たり年で体調を崩すひとが多いと言われます。
それどころか低気圧が近づくと体調を崩すというひとも。
ところが、山登りが好きなひとって、そういうことをあまり言いません。
登山好きでなくても高原で癒されるとか、スカイツリーからの眺めを見てスッキリしたとか、高いところが好きなひとは多いものです。
ここで気圧の話に戻します。
大気圧は海面上で1013,25hPa(ヘクトパスカル)。これが標準。
地上付近の減圧率は10m上がると1hPa減ります。
スカイツリーのてっぺんで950hPa、不二山頂ですと、なんと636hPaぐらい!
気圧で具合が悪くなるのではなく、変化に対応できなくて具合が悪くなるんでしょうね。
東京から長野にいったら、あそこって海抜600mなんてざらですから、みんな具合悪くなっちゃうってことに。
感覚が鋭いのは良いこととされますが、敏感や過敏ってなりますと、生きづらいってことですな。
子供も、おおらかに育って欲しいものです。

今宮神社(京都)


織姫神社(今宮神社 摂社)