助産院の産婆さんたちは、お産に潮の干満が影響
することを、本氣で信じています。
例えば、助産院や自宅出産では、請け負った産婆が、
提携する産婆を、そのお産の瞬間に合わせて連絡し、
呼び出すわけですが、それも、陣痛が強くなっていく
満潮に向かう時間をみていますし、それを過ぎ、干潮
に向かって陣痛も間延びして緩慢になっていくと、
これは次の満潮まで生まれないかも、って言って自宅や
仕事に帰ってしまうくらい。
子は月の満ち欠けとはあまり関係なく生まれてくるようです。
満ち欠けなら、月に数日に誕生日が重なるはず。
毎日子どもは生まれてますからね。
潮の干満も、病院なんかで学生が関連性を探ると、
統計取っても有意差が出ないといいます。
ってな話を女房(産婆です)にしますと、
「当たり前でしょ。今の日本人で自然な生活してるひと、
いないんだから。助産院や自宅で産もうってひとが、
少し自然を意識した生活をするから、産婆さんたちも
潮の干満を診断の一助にするだけで。そんな統計取る
なら、海外の、近代的な文明が入ってないところで
やらないとムリだよ。」
だそうで。
確かに。
自然な生活なんて誰もしてないのに、分娩だけ自然に
なんて、虫のいい話なのかもしれません。
妊婦さんのカラダを自然に戻すだけでも、鍼灸の現場では
一苦労ですからね。
熱田神宮から勧請。
神体山は守屋山。諏訪湖が望めます。
8/10 『子育てがもっと楽しくなる会』
わらべ歌あそびでは、子どもの目がいきいきと輝きだします。