小児鍼灸の緩急 | 千殊むすび院長日記

千殊むすび院長日記

東京・大塚にある『千殊むすび鍼灸院』院長の宮本啓佑です。
健康のことだけでなく、日々起こった面白いこと、趣味の山登りや社寺巡りのことなども書いていければなあ、と思います。

小児鍼やお灸には著効のあるものと、

ゆっくり効いていくものとがあります。

3歳男児のアレルギーを、1歳の時にお灸で

治してもらったからやって欲しいと言われたことが

あります。

すぐに、「ムリだね」とお断りしました。

アレルギーが一発で治るタイプのモノではないことが

多いのと、3歳男児をママでは押さえつけられないのと。

そして、その子はもう鍼灸院の玄関またげないでしょうね。

効かせるお灸は熱めになります。

だから、仲良くなって信頼関係ができてからでないと。

「時々遊びに来てもらって、痛くない小児鍼を交えながら

徐々にお灸をしていきませんか?」

と提案しましたが、それから再来がないのでお気に

召さなかったのでしょう(笑)。

モノモライや食中り・急な高熱など、著効が期待でき、

あまりゆっくりもしていられない症状には、お灸で

いいと考えています。

「体質改善」といえば、急いでも功を奏する訳ではないと、

わかっていただけますでしょうかね?

確かに時々、一発で症状が消えることがあるので、

なんとも言えなくなるんですけれどもね。。




2014011323380000.jpg
遥拝所(伊良湖神社)

遥かに遠い所からおがむこと。その場所。

伊勢神宮が多いですが、こちらは橿原神宮も。

奈良橿原は初代神武天皇が即位した地。

東京では穴八幡宮に遥拝所があります。



1/29 広島 【子育てがもっと楽しくなる会】

    http://ameblo.jp/akatyannokimoti/

小児鍼は気持ちいいので、たいていの子に

やらせてもらえます。ご機嫌斜めのときは改めて。



ペタしてね