美容・小顔 | 千殊むすび院長日記

千殊むすび院長日記

東京・大塚にある『千殊むすび鍼灸院』院長の宮本啓佑です。
健康のことだけでなく、日々起こった面白いこと、趣味の山登りや社寺巡りのことなども書いていければなあ、と思います。

なかなか興味の湧かない分野なれど、お客様は大好きな「美容・小顔」系の話。

あたまを脳の入れ物として考えるお師匠さま。まあるい頭や骨盤はたわむことで身体への衝撃をバッファーします。手や足も骨の数が多いので、変形してそれをしている。とのこと。斬新な見方。

全身の調整のために顔を調整するのは「日常」です。それも、よくみると、「小顔」になっているってことは、患者さんから聞いて知りました(笑)。「この顔じゃあ、ここもあそこも痛いよ」っていいながらちょこちょこやっているアレでも、「小顔」になったり「ハリ」がでるらしい。。ごめん、興味なくって知らなかった・・・。

一方、顔面神経麻痺の治療には、経絡を整えるほかに、顔に直接、顔面神経に関わるところに鍼をしていきます。なぜかこの病気、会社経営者やドクターなどの強烈なストレスの多い方がなります。そして、病院での処置はやりきってからの来院が多い。つまり、病院の見立てより早く治ったら、わたしの関与は有効だったことになります(笑)。こういうのは、たのしい。あー、言いたいのはそこじゃなくって、顔面神経が麻痺しますと、顔の筋肉がゆるんで、表情がなくなるどころではなく、顔が垂れてしまうのです。それが鍼で回復する。

だったらですね、鍼でお顔のハリを出したり、ほうれい線を目立たなくしたりなんてぇのは、それらに比べたらそんなにたいへんなことじゃあないんですわ。テレビで偶然、スーパーモデルご用達とかいう鍼灸師が、やたらめったら顔に鍼を打ちまくっている映像をみてしまったのですが、あんなにしなくっても十分効果は期待できます。

でも、なんでですかね?「鍼灸、こわーい」って言っているご婦人方が、美容ってことになると一転、「何本でもいっちゃってください!」って平気でなっちゃう。ふっしぎぃーー???



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野底岳

手前はさとうきび。まだ植えたばかりですね。