先日、勉強会に来られていたひとの中に、
全盲(生まれたときから)の方がいらしていて、
言われたことばが
『目明き(晴眼者)はホントに目、見えてます?』
でした。
もちろん、お叱りのことば。
「全盲のひとが白い杖を持つことは法律で決められている
からで、その杖を踏むひとがいる。
杖で地面を叩いたり左右に振ったりして、路面状況を
しているのに。
そして、携帯で通話しながら・メールしながら歩いて
いるひとが、どんどんぶつかってくる。
ほんとうに目がみえてます?」
他にも、介助者なしで外出するには、信号のある
おおきな通りしか歩けないこと(信号は車の音で
判断するそうで、交通ルールはみんな守っている
という前提で歩いているそうです)。
ハイブリットカーの徐行時は全く音が聞こえないこと。
歩道や駅の黄色いタイルが、途中で途切れていたり
して、あんまりガイドになっていないこと。
などなど、いろいろ伺いました。
ぜんぜん優しくない社会。
わたしも、ちゃんと見て歩こっと。