病気の子の母親に | 千殊むすび院長日記

千殊むすび院長日記

東京・大塚にある『千殊むすび鍼灸院』院長の宮本啓佑です。
健康のことだけでなく、日々起こった面白いこと、趣味の山登りや社寺巡りのことなども書いていければなあ、と思います。

ウチに通ってこられてる患者さんのひとりに、


ドクターがいまして、その先生のご友人のお子さんが


統合失調かなにかになって、相談されたときの、


そのドクターの、友人へのことば。


(医療・学術的な意味で受け取らないでね。)




『ニンゲンの脳ってね、生物としては「奇形」なの。


生きるだけ、には大きすぎる。


だから、一定の確率で、脳の病気はでちゃうもんなの。


そのひと自身や、親の育て方でなるわけじゃないの。


鬱・分裂、あたりまえ。


奇形なんだから。


他の生物で、「人生の目的」なんか考えてるのなんか、


まったくいないんだから。』




そのお母さん、ずいぶん楽になったんだとか。


よかった。


生物は基本、「生きる」だけ。


なんかしなくちゃ、って思って、不幸になってるの、


ニンゲンだけって、どっかで聞いたけど、


ホントかもしれませんね。