胎教はね、実は | 千殊むすび院長日記

千殊むすび院長日記

東京・大塚にある『千殊むすび鍼灸院』院長の宮本啓佑です。
健康のことだけでなく、日々起こった面白いこと、趣味の山登りや社寺巡りのことなども書いていければなあ、と思います。

胎教の効果は、どれぐらいあるのでしょうか?


じぶんの思い方や考え方で、からだの調子が


変化するってことを経験されているかたも多い


ことでしょう。


「氣の持ちよう」って言い方もあります。


まず、そのぐらいの変化・効果が胎教にはあると


いえると思っています。



お腹にあかちゃんがいる女性が見聞きしたモノゴトが


あかちゃんにそのまま見え・聞こえる、ということは


もちろんありません。


聞こえるほうは、プールに潜って聞こえるような、ボワッと


した感じにしか聞こえません。


見えるか?は、もちろん胎中は真っ暗ですから、なんにも


みえません。


胎教にいいという絵や写真は、胎児にはみえず、


いいという音楽は、ボワッとうっすら聞こえる程度。


パパや兄弟の話しかけも、あまり聞こえません。


(ややはっきり聞こえるのは、ママのハミングなど、


鼻にかかった音の振動だそうです。)




んじゃあ、胎教に意味はないのか?


そんなことはない、と思っています。


いい(というより好きな)絵や景色をみたり、好きな音楽


を聞いたときの、安らいだり、感動した心境で出てくる


ホルモンが、臍帯を通して胎児に伝わっていくこと、


こそが『胎教』となる、と考えています。



ただ胎教にいいと言われているだけで購入した


モノが嫌いだったり、苦痛だったりするなら、


そら逆効果でしょうね。


妊婦の好み自体も、日によってあるいは時間によって


ぐらい、激しく変化しますしね。


パパがお腹に向かって声かけしてるときに、「こいつキモ」


とか「ウザ」なんて、ママがいつも思ってたりしたら、


見事にパパきらいの子が生まれてきますから、


けっしてお試しにならないよう、ひとつお願いいたします(笑)


パパ好きっ子にしておけば、家事が楽になりますよ!