砂糖を使わない離乳食には | 千殊むすび院長日記

千殊むすび院長日記

東京・大塚にある『千殊むすび鍼灸院』院長の宮本啓佑です。
健康のことだけでなく、日々起こった面白いこと、趣味の山登りや社寺巡りのことなども書いていければなあ、と思います。

なるべく安全でいいモノを、あかちゃんには


与えてあげたいですよね。


ただ、体重換算で、あのカラダに必要な


塩分や糖分っていったら、味があるかないか


ぐらいになっちゃいます。


母乳は、ミルクや牛乳に比べて薄味です。


そこに、急に果汁、とくに柑橘系のを与えちゃうと、


濃い味でしか刺激を感じなくなり、次第に濃い


味付けの食事を好むようになり、これが糖尿病


などの「生活習慣病」の遠因になる、と現時点では


考えられていて、離乳時に果汁は推奨されなく


なりました。


さて、人間に糖は必要です。


脳の栄養素ですから。


(取りすぎると脳の関門がシャットアウトするらしく、


ダルくなったり、ブルーになったりしますよ)


砂糖はカラダによくないらしい。


そう思って、甘さを控えると、赤ちゃんがたべない。



そこで、お料理のひらおか先生に、いいこと聞いて


きちゃいました。


それは、「あまざけ」を使うというもの。


糀(コウジ。麹の字だと、麦からつくったモノになる、


と神田の三河屋さんにうかがいました)は、米を


麹菌が分解して、糖がつくられ、甘いのです。


あまざけでいろんなモノに甘さを加えられるという


のです。パンケーキをあまざけで溶いて焼いても、


おいしくて赤ちゃん手づかみでたべちゃうんだとか。


「こなモノ」につかえますね。


あまざけは糀を買ってくれば炊飯器でできますから、


じつはお手軽。


お試しあれ。