わたしが中学ぐらいのころでしょうか、
『朝シャン』なることばが流行ったのは。
死語ではないにしろ、今となっては、
シャンプー屋さんによる消費量拡大キャンペーン
によってできたことばだということは、
みんな気付いていることと思います。
(味○素が容器の穴を大きくしたみたいなものか?)
さて、それ以降、毎日シャワーを浴びるってひと
が急増し、当然のように、毎日シャンプーもする
ってひとが増えたようです。
でも、イメージと違い、欧米人たちが毎日シャンプー
しているかというと、実はそうでもないようですよ。
・髪には自浄作用があります。
→頻繁に洗う必要がない。
・髪を綺麗に輝かせるキューティクルは、洗い過ぎると
剥がれてしまう。
→ぱさぱさ・バサバサ・切れ毛・枝毛の原因に。
・剥がれたキューティクルのところに、臭い分子が吸着。
→毎日洗髪しているのに、すぐ臭う。
悪循環ですねぇ。
なかなか急には、毎日の洗髪習慣なんか、変えられる
ものじゃないでしょうけど。
でも、かんがえてみれば、つい数十年前まで、
毎日お風呂に入っていた・体や髪を洗っていた、
っていう民族は、たぶんいなかったでしょうし、
そうだったからといって、それほど病気は蔓延
してもいないようです。
(いまもダニやシラミの被害はありますが、
衛生とはあまり関係ないようです)