「読み聞かせ」の日 | 千殊むすび院長日記

千殊むすび院長日記

東京・大塚にある『千殊むすび鍼灸院』院長の宮本啓佑です。
健康のことだけでなく、日々起こった面白いこと、趣味の山登りや社寺巡りのことなども書いていければなあ、と思います。

わが子の通う小学校では、月に一回程度、


親が交代で本の読み聞かせに行きます。


たいていは絵本を読んでいるようです。


最近の絵本は内容も充実していて、大人でも


たのしめるモノが多いですからね。


そして、電子黒板なる大型モニターもあるので、


うしろの子にまで、絵をみせてあげられるのです。



さて、長女のときは逃げ切った?ものの、


次女も6年生となり、ついにお鉢が回ってきました。


6年生に絵本もなぁ、なんて思っていたところに、


妙案が!


内田先生の、教科書会社から依頼されて書いて、


難しすぎると編集会議でボツになった(爆)原稿が


公開されているのを思い出したのでした。


・『もしも歴史が』 内田 樹


短い文章ですが、普段から氏が語っている内容が


凝縮されていて、論理性が高く、そら、絵本とは


一味も二味も違うものです。


一回読むのに、5分ほど。


持ち時間は15分ぐらいだから、一回読んで、


解説入れて、もう一回でどうだろう?


いろいろ下準備して向かいました。


滅多に着ないスーツまで着て。


(はりきってんなー)


わたしね、これでも教員免許あるんですよ。


でも、中学と高校。専門学校生は相手にしてても


小学生相手は初めて。


教育は初等のほうが難しいって、ホントですね。


ちょっとした言葉も、気をつけないと意味が


通じてなくて、ちんぷんかんぷんになる。


いや~、緊張しましたー。


途中、校長まで見に来られて。




ちょっと難しかったかなぁ、と反省しながら


帰ってきたのですが、教科書にもし載ってたら、


数時間かけて先生が解説するんだわ、なんて


考えたら、15分で理解できなくてもいいわけ


なんですよ。


まとまりがなくおわっちゃったかな、ってところで、


担任の先生が「文章の最後から、希望をいただき


ましたね!」と、上手にひとことでまとめてくださった。


有難い。


朝からいい緊張のいちにちでした。


(まだ治療はつづく・・・)