こないだ香取で | 千殊むすび院長日記

千殊むすび院長日記

東京・大塚にある『千殊むすび鍼灸院』院長の宮本啓佑です。
健康のことだけでなく、日々起こった面白いこと、趣味の山登りや社寺巡りのことなども書いていければなあ、と思います。

下総国と常陸国の一の宮とその周辺に


参拝してきました。


もしかしたら2年ぶりくらいかも。


ぜんぶで5社。少ないほうです。


香取神宮奥宮に参ったときのこと。


10人くらいの男性の集団と、ほぼ同時に着きました。


参拝を先に譲って、すこし後ろにいたのですが、


その参拝、なんだかとっても「気に食わない」のです。


普段、ひとの参拝など興味がないし、


自分と神仏とでいっぱいで、見もしないのですが・・・。


その集団は、写真を撮ったり、エネルギーを取り入れる


ような気功的な動きをしたり、少し大きな声で話をしたり。


そんな人は神社にいくらでも来ているし、


わたしだってハタから見たらきっとそれ以上に


挙動不審なおっさん(笑)。


いっしょにいた何人かも、同じように気分悪かったと。


なんでだろ。


しばらく考えてしまいました。


その集団は、目的が達せられたらしく、


とても満足そうに帰っていきました。


その後わたしは、とっても申し訳ない気持ちになって、


奥宮の神仏におわびしました。



しばらく歩きながら考えて、もしかしたらと思ったのが、


『神仏に対する畏敬の念』が、その集団にはまったく


感じられなかった、ってことでした。


「神仏の気持ちになって」なんて言うつもりはありません。


そりゃムリだから。


「正しい作法」的な話も、神主でもない私が語るのもおかしいし、


歴史的なのと明治以降に共通化させたのがある神道ですから、


あまり頼りにはなりえないでしょう。


好きに参拝してまったく差し支えはないと思っています。


ただ、畏敬・尊崇の思いのないのは、


参拝たりえないのではないか?ということです。


聖地からの氣?の強奪、そんな感じを受けたのです。