医療格差 | 千殊むすび院長日記

千殊むすび院長日記

東京・大塚にある『千殊むすび鍼灸院』院長の宮本啓佑です。
健康のことだけでなく、日々起こった面白いこと、趣味の山登りや社寺巡りのことなども書いていければなあ、と思います。

収入に格差が出てくると、

当然受けられる医療にも差が出てしまいます。

それが健康格差にもつながってしまう。

歯医者さんに行くと、わかりやすいですよね。

保険治療と自費での治療はだいぶ違います。

さて、我々鍼灸師のやっているのは、

たいてい自費での治療です。

それを受けにきてくださる方々は、

5000円だしても「受ける価値」を見出して

くださっている、とっても有難いひとたちなんです。

ですからわたしは、わたし自身が1万円だせるような

技術を常に開発し、提供するよう努力しています。

それを時間で、と思えば何分何千円で、ってなりますが、

そうは考えないことにしています。

5分でもやることできちゃったら終わり。

患者さんの一番大切なのは時間だから、

早く終わってあげられたら、それがいい。

わたしがそう思うことにしたら、

そういう患者さんがきてくださるようになりました。

「せっかく来てくださったから、何分以上やらなくっちゃ」、

なんてのは、わたしの恐怖感の現れでした。

そう考えると、私が健康でいることが大事なんですよね。

鏡、なんだったら。

そりゃ、いっぱい遊んで心身健康でいなくっちゃね(笑)。