収入に格差が出てくると、
当然受けられる医療にも差が出てしまいます。
それが健康格差にもつながってしまう。
歯医者さんに行くと、わかりやすいですよね。
保険治療と自費での治療はだいぶ違います。
さて、我々鍼灸師のやっているのは、
たいてい自費での治療です。
それを受けにきてくださる方々は、
5000円だしても「受ける価値」を見出して
くださっている、とっても有難いひとたちなんです。
ですからわたしは、わたし自身が1万円だせるような
技術を常に開発し、提供するよう努力しています。
それを時間で、と思えば何分何千円で、ってなりますが、
そうは考えないことにしています。
5分でもやることできちゃったら終わり。
患者さんの一番大切なのは時間だから、
早く終わってあげられたら、それがいい。
わたしがそう思うことにしたら、
そういう患者さんがきてくださるようになりました。
「せっかく来てくださったから、何分以上やらなくっちゃ」、
なんてのは、わたしの恐怖感の現れでした。
そう考えると、私が健康でいることが大事なんですよね。
鏡、なんだったら。
そりゃ、いっぱい遊んで心身健康でいなくっちゃね(笑)。