某国営放送の「プロフェッショナル」、深夜の再放送をみていました。
今回は杜氏の農口氏。
元々才能があって、でも若いときに学んできた端麗な味が地元では受けず、
大変な苦労をされたようです。
それでも絶対の信頼をおいて「このひとがこの蔵の酒をおいしくしてくれます」
と、文句を言いにきた地元の方々に自信をもって語り続ける蔵元。
そういう、才能を認め、引き上げてくれるひととの出会い。
絶対に妥協しない姿勢。
最後に、味に対してはみんなの意見を聞いてどれを出すか決める謙虚さ。
酒米は毎年デキが違うから、仕込みも同じにはできない。
生き物相手じゃ到達するゴール設定が難しいですよね。
恵まれた上に努力を惜しまない。
成功する典型をたくさんみた氣がします。
『ああ、この酒飲んでみたいな』と思ってたまたま映ったラベルは、
なんか見覚えがある。
なんと、いま正に飲んでるこのお酒ぢゃないですか!(笑)
以前隊長からいただいた、加賀の酒「常きげん」(鹿野酒造)。
ホントにおいしいです。
テレビで見たから、なおさら。
こんなこともあるんですね。
初体験でした。
鶴岡八幡宮の大銀杏、植え替えられたようです。
同じお姿はムリとして、
似たお姿になるのは、何百年先でしょうね。