家庭内では会話もない生活が続き、今後、離婚するのかどうかすらも話をしようとしない妻、第三者を入れての話し合いにも、話すことは無いと頑なに拒否し口を閉ざしたままの妻に対し夫が調停を申立てることになりました。

2件は離婚調停、1件は面会交流調停事件として申し立てを行いました。

 

この妻たちの共通点は、感情的、自分の価値基準で物事を判断し欲求を基に相手を否定するという傾向です、このようなことから客観性が低く、現実的な将来について思考することが困難な状態といえます。

 

調停が6か月かかり弁護士費用60~80万円、かけて不成立、更に裁判を行い100万円、2回目の裁判を行う場合は更に弁護士費用100万円を失う、更には養育費は20歳までと決められる。子が2名いる場合は4年分の養育費をもらえないことになるのです。

つまり養育費だけで数百万円を失うことになります、まさか自分が話し合いにも応じずに傲慢な態度を示したことでこんな結末になるとはと後に気付くことになるのです。

 

女性の離婚の場合に重要なのは時間とお金です。

子が未成年の場合は時に重要です、養育費に関しても裁判所ではその時の年齢で決められ推移表も作られることなく最低額で決められます

例えば10歳の子で養育費が算定表で5~7万円だった場合、5万円と決められ、子が20歳になるまで調停を毎回しなければ5万円のままという事になるのです。

子が20歳になるまで調停を行うということは3年に1回は調停をする必要があります、子が7歳だったならば、残り13年、調停回数4回、調停が平均6か月ですので、4×6=24か月(2年)調停をするということになります。

 

このように、話し合いを行わない場合、以下のようなデメリットしかないのです

1.調停時の弁護士費用が50万円~80万円かかる

2.調停は平日のみ行われ半日空ける必要がある

3.調停は1事件平均6か月かかる

4.裁判1回につき弁護士費用は約100万円かかる

5.養育費が20歳までしかもらえない(大卒22歳と考えた場合に2年分損をする)

6.養育費が算定表の最低額で決められる可能性が高い

7.子の成長と共に養育費の見直しのための調停を毎回行わなければならない

8.上記7で弁護士をつけた場合、調停の度に弁護士費用50~80万円がかかり、養育費を上げてもらうより高額で逆にマイナスになる

9.調停を申立てれば申立てるほど、弁護士費用で財産がなくなり、養育費を諦めた方が良いと考えるようになる

 

このような先を考えられない方であっても、裁判所は容赦なく面会交流を履行するように言い渡します。

養育費を貰えなくなるような選択をしたのは、あなたの性格と判断によるものである、子供と別居親の関係は、あなたの性格とは無関係のものであって、左右されるものではない、よって、面会交流を履行しない場合は、間接強制(面会交流をしないと罰金10万円)するという。

 

今年、私が見てきた間接強制の最高額は1回につき50万円でした。

養育費はもらえないのに、面会交流を履行しないというので裁判所は元妻に50万円の支払いを命じたのです。

個人的には、50万円の支払い命令で債権差し押さえまで行うというのは相当厳しいと感じます。

この元妻は、頑なに拒否し続けているので、来年には親権が元夫側に変更になると思われます。

 

財産を失い、子供も失う

最後には愚かさと悔しさと悲しみが残るのだと思います。

同じ様な方、冷静に、早急に解決した方が利口ですよ。。

 

 

現在、調停中の方より、経過報告を頂きました。(許可を頂いて書いています)

 

夫婦不調和が続いたことで妻の態度が段々と変わっていきました。

携帯電話を風呂場まで持ち込んだり、カバンを脱衣室までもって行ったりと不審な行動が続き、更には妻の帰宅が遅くなり始めました。

妻は看護師で帰宅が遅い事や夜勤もあり、最初は帰宅が遅いことは大した気にもしていなかったのですが、たまたま夫が風呂に入る際に、洗濯機の中にある妻の下着が汚れているのを見つけ疑いが始まりました。

 

夫は調査会社を使い調査した結果、妻は2週に1度のペースで同職場の男性宅へ行っていたことが判明しました。

 

夫は調査したことを妻に言わずに、妻の持ち物や自動車のドライブレコーダーのデータを確認、妻が寝ている隙に妻の携帯電話のロックを解除し中を見たところ、不貞相手の自宅で撮られた写真が複数枚及び相当な親密性を確認するに至りました。

 

その後、夫が話し合いを提案したところ、妻は話し合いに応じましたが、最終的には、妻は離婚したいと主張し、夫は離婚したくない(納得がいかない)と意見が割れました。

 

夫は、一度でいいので改善を歩み、不可能であれば離婚に応じるので3か月ほど生活をやり直してもらいたいと主張した。

しかし、妻は、離婚するの一点張りであり、離婚するために出来ることは全てやるといい弁護士をつけて調停申立を行いました。

 

結果、6か月の調停を経て、裁判官が出した答えは”調停不成立”という審判でした。

穏便な話し合いを経て着地点を見つければ3か月ほどで協議離婚できたのです。

 

妻は、自分の”今の状況とやる前から明白だった調停不成立”という現実より、感情的な選択を優先させてしまったのです。

 

これから妻が取る選択は、1.棄却されると知りながら裁判へ移行するか、2.穏便に話し合いをするか、3.問題自体を放置し離婚しないかという三択しかありません。何も変わらず感情的になっている場合は、棄却されると知りながら裁判へ移行すると思われます。

 

1年裁判し棄却された場合(99%棄却)、その後の選択肢は、穏便に話し合いをするか、問題自体を放置し離婚しないかという二択になるのです。

 

結局、離婚したいと言いながら、自らが離婚を引き延ばしている現実(性格が導く選択と結果)に気付くことになるのです。

 

同様の方、先の先を考え、冷静に選択した方が結果的に離婚は早く成立(問題終局)します。

 

非常に稀ですが、子供のことを考えていない親の離婚を目にすることがあります。

 

子供の前で夫婦間で衝突が起きて口論となったり、口を利かず無視をしたり、時には扉を強く閉めたり、物を乱暴に扱って大きな音を出したりします。

相手が悪いと被害者意識を持ち、相手を批判し自己を正当化する戦いは日常化し、離れた方が子供為だと自己都合に合わせて曲解をするようになります。

 

その末、離婚問題に発展し、離婚の合意、及び、離婚に伴う条件面での話を行い、話がまとまったので、これで終わりだと考え、そのまま離婚届けを提出してしまう夫婦がおります。

根本的な問題も課題も、夫婦になって一度も考えず、気付かないまま、ただ、感情的に婚姻し、感情的に離婚していくのです。

根本に気付かない人は再婚してもまた同じことを繰り返します。

 

厚生労働省の統計では、離婚に至った理由がバツ1からバツ2になる確率は76%、バツ2からバツ3になる確率は97%というデータもあります。同じ理由でバツを重ねるのは、離婚した理由を考えることなく、冷静に向き合わずに離婚した結末なのです。

 

今回の題「離婚で終わりではない(子供の事を考えない親)」という問題は非常に難しい問題です。

何故なら、子は親を選べないからです、産まれた先の親が感情的で客観性に欠ける親である場合、自分たちの離婚のこと(離れること)しか考えずに、離れる話がまとまったら終わりと考え、その結果、その後のしわ寄せが全て子ども自身に押し寄せるからです。

 

・離婚した理由について、将来、子どもにどう伝えるか

・離婚した場合、子にどのように接していくか(子にやってあげれることは何か)
・どのような面会交流にしていきたいか
・面会交流を通して何を伝えていけるのか
・子供が離れて暮らす親に対してどのように思うのか
・片親で育った子にどのような影響が考えられるか、その対策はどのようにするか

※他にも、まだまだあります。

 

離婚する前に、事前に意見の交換と、将来必ず訪れる子供への影響への対策(知識)について学ぶ必要があるのです。

離婚して、子供が不登校になるようなケースは親の離婚や養育に問題がある場合が多いです、特に、離婚後、子ども全員が不登校になったという場合は間違いないでしょう。

親の感情的離婚は”子どもが被害者になる”、せめてそれだけは真剣に考えて頂きたいと思います。