先日、5日で離婚解決(争わず無事に穏便に離婚)された方がおりました。
この方のケースでは両者が離婚の意志があり、根本的原因が分からず個別ヒアリングと両者同席の解説を行い、夫婦破綻した原因を明確にし、離婚における子供への影響や離婚後の相手方との関わり方、注意点など共通の認識を持つことが出来ました。
離婚に伴う取決めの注意事項(養育費の未払い、面会交流においての注意点、子どもからする親の離婚と心情と子供への影響)や将来予測される互いの課題についても理解し合うことが出来ました。
一時は、法律相談にいき、弁護士から調停を立てた方がいい、また別の弁護士は今すぐ別居しなさいと助言したのですが、そのようなことをしたら紛争になるし、お金と時間を無駄にするだけだと感じたようで、当所に相談に訪れました。
同様のケースは世の中、非常に多く、弁護士を入れ調停を行い、意味のない批判合戦を繰り広げ、終いには子どもの養育費が定額(現在から20歳まで同じ額)、大卒までもらえず2年分の数百万円を受け取れない状態で離婚し、更には養育費も未払いになったり面会交流自体も、争ったことで母親は相手方に会いたくないし子どもを会わせたくないと拒否、父親も支払いを拒否したり、酷いケースだと何年も面会交流調停や裁判を繰り返している方もおります。
今回の方は冷静な判断で5日で協議を終え、公正証書作成と離婚届けを出すまでに3週間もかかりませんでしたが、協議を5日で終えることが出来るか、調停6か月、裁判1年、別居3年してまた裁判1年の計5年かけるかは、その方の性格にかかってるのだと思います。
5日で終わるか5年かけるか、約5万円で解決するか、500万円かけるかは、あなた次第。
子は親を選べない。悲しい現実です。
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