今日は高森市民センター | 仙台空手道クラブ志道館のブログ

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「仙台いずみ空手サークル」の団体名称で、平成25年1月から平成27年4月まで活動してきました。
平成27年5 月からは団体名称を【仙台空手道クラブ志道館】と改めて、全空連スタイルの空手道を稽古していく団体に生まれ変わり、活動しています。

さて今日は土曜、通常稽古の日です

◆5/25(土)   通常稽古
【場所】高森市民センター    1階・第1研修室
【集合】13:45
【稽古】14:00~15:50
【内容】クラス分け稽古
 

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まずは部内への連絡から。
先週までチームUで稽古をしてきたHお父さんですが、5/19部内審査で昇段してくれましたので、本日の稽古から配置転換となります。H初段にはチームKに入っていただき、K館長補佐のもとで稽古指導を手伝っていただく。そういう任務をしていただきます。

チームKはとても人数が多いうえ、技術・体力の水準が幅広く、なおかつ指導を担当する人が明らかに足りていません。通常稽古の回数が週2回しかない当会は、1回1回の稽古の中身をしっかり充実させていかなくては、なかなかスキルアップの実効性が上がりません。そのためにチームKについては指導体制の強化が不可欠であり、そういう目的でH初段には指導補助者として、チームを移っていただきます。

もちろんチームKの指導体制の強化だけが、目的ではありません。昇段されたHお父さんには、指導の実務経験をしっかり積んでいっていただくことで、できれば将来的には当会の指導スタッフを務めてほしい。稽古指導の実務ノウハウを学習して、幅広く身につけていってほしい。
・・・そういう期待も含めての、今回のこの部内対応です。



チームU 、チームK ともに、武道修行者として素晴らしい人達が、何人も育ってきています。昇段がしっかり視野に入ってきた人達もいるし、もう本当にあと一歩! というレベルまで育ってくれた人達もいます。素晴らしいことです。

指定形についての身体挙動は、かなり個人差が大きいという現実はあるものの、それでも全体的にみるならば底上げは進んでいます。部内の平均値は、確実に伸長しています。底上げが進んでいるのですから、平均値は上がっていくわけです。

しかしこれが自由組手となると、指定形ほどの身体技術の伸長は見られません。もちろん毎週稽古をしているのですから、半年前や一年前よりは成長できています。当たり前です。
でもその成長の進度が、指定形の技術伸長ほどではない・・・っていうことです。

これについては稽古会場の取り方も、けっこう影響してきてると思います。隣の人とぶつからない余裕の広さがあって、なおかつ床面はしっかり踏んばりが効く状況。理想的には空手道の専用フロアマットや柔道場のタタミに近しい、適度な弾力性がある、すべらない(※ 踏んばりが効く)床面。そういう稽古会場でなければ、地に足がついた組手稽古を、しっかりやり込めるものではありません。

とくに伝統空手は、身体挙動における腰や肚の重要性もありますけど、ヒザおよびヒザから下の下半身の使い方に、とっておきの挙動のコツや技術のエッセンスがあったりします。だから踏んばりが効かない床面や、隣の人との衝突を気にして下半身の動きにブレーキをかけざるをえない稽古会場では、、技術の上達という意味ではなかなか難しいニュアンスがあるわけです。

私たちの活動種目にとって、最適な条件を満たす稽古会場の毎週確保は、正直にいって極めて困難です。それは不可能、、といってもいいくらいの困難さです。そんなに何でもかんでも、物事が理想どおりにいくはずもありません。

でも、少しばかりの改善ならば、何らかの打ち手が必ずあるはずです。いくらかはマシになる・・・そういう次元でもいいならば、必ず何らかの打ち手があるはずです。

最適解を求めようとするから、いつまでたっても答えが見つからなくなるのです。次善の策や、三善の策でいいならば、答えを見つけやすくなります。
私はそういうものを探して、なるべく早期に部内メンバーへ提供していきたい。そう考えています。
(※ もちろん私の教えや指示をスルーし続けている人には、提供しませんよ。全体訓示の場で何度も言われていることをやらない人に対しては、私から何かを提供する義務はありません。私自身に義務がないのだから、そういう相手には何も提供しません。
訓示をスルーする相手には、私のほうもスルーするよ。つまりそこは、フィフティ・フィフティの考え方でいきます。)

何度も言われていることは、全員がきっちりやりきる事!


では皆さん、後ほどお会いしましょう。

【追伸】
本日から5/19部内審査で合格できた受審者へ、合格段級の色帯と証書を授与します。なるべくこの土日に、受け取りにきてね。
(※ 帯メーカーから予想外に、早く到着しました~♪)