仙台空手道クラブ志道館のブログ

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「仙台いずみ空手サークル」の団体名称で、平成25年1月から平成27年4月まで活動してきました。
平成27年5 月からは団体名称を【仙台空手道クラブ志道館】と改めて、全空連スタイルの空手道を稽古していく団体に生まれ変わり、活動しています。

今夜の試合が終わりました。

試合結果は、

    カープ 0点 ― 2点 スワローズ



カープ打線(打撃陣)は今日もまた、自軍の先発ピッチャーを見殺しにしました。9イニングで、わずか3安打。無得点。。


カープは今シーズンのこれまでの34試合で、1点すらも取れなかった(得点0であった)試合が、すでに11試合となりました。34試合をして、無得点だったのが11試合。平均して3試合すると1試合が、無得点試合になっている。

平たくいうと、一週間で6試合するうちの2試合が、無得点試合になる。点を取れないのだから、カープは自動的に負け(または引き分け)となる。


先発ピッチャーはきちんと試合をつくっていますよ。今夜の先発は森下投手でしたが、6回を投げきって球数99球。失点1。クオリティスタートの基準は6回を投げて自責点3以下ですけど、森下投手は失点1で抑えました。


で、カープの打撃陣は、わずか3安打で無得点。これじゃ先発ピッチャーがいくら力投しても、がんばり抜く気力が消え去ります。がんばり甲斐がないです。だって、どれだけナイスピッチングをしても、味方打線が点を取らないんだから。そういう試合ばかりが、開幕してから何度も何度もあるのだから。


先発ピッチャーがバシバシ打ちこまれて、自分の責任で大量失点したあげくの敗戦投手になるならば、、それはピッチャー自身も納得するでしょう。自分の力が至らないから、チームに迷惑をかけてしまった(※ 自分が失点したせいで敗戦した)のだと。つまり自分の気持ちの向けどころが、自分自身に向かいます。それならいいんです。


でも九里投手をはじめとして、それこそ今夜の森下投手、さらに大瀬良投手。どれだけ力投して、クオリティスタートやハイクオリティスタートという見事なピッチングをして試合をつくっても、味方打線が点を取らないことが原因でつけられてしまう「敗戦投手」という記録。。



先発ピッチャーならば勝ち星の数。

中継ぎピッチャーならば、ホールドの数。

クローザーならば、セーブの数。

    ・・・自分の役割別に、これらの数がどうしても記録として、重視されてしまいます。本来的にはピッチャーは、防御率や登板イニング数で評価されるべきです。でも残念ながら、勝利数やセーブ数ばかりが記録に残り、それらの数字ばかりで(ゆがんだ)評価をされてしまう世界。。


「  2024年シーズンの九里投手はクオリティスタートを連発したけど、味方打線が点を取らないから  0勝4敗  という記録がついてしまった  」


などという正当な評価を、数年後の人達はしてくれないのです。ただたんに  0勝4敗  という記録だけがピックアップされて、「 2024年シーズンの九里投手は、ぜんぜんチームに貢献できなかったんだね 」 などという、正当な事実から大きくそれた言われ方をしてしまう。。



記録とは、客観的な指標になる。

    ・・・そう思ってしまっている人達が、もしかしたら存在するかもしれません。でも客観性がある記録もあれば、事実・実態から大きくゆがんだ記録もある。何事も、そう簡単ではありません。




カープはここ5~6年ほど、ドラフトでは投手陣の整備(← 次世代ピッチャーの獲得)を主目的とする戦略が、かなり目立ちました。これはこれで、重点施策であったわけですから、気合いを入れたぶんだけ成功しているように感じます。


いっぽう野手(打撃陣)については、ここ5~6年で本当の意味でドラフト指名が実を結んでいるのは、小園 海斗(こぞの かいと)内野手だけしか思い浮かびません。


現状のカープ打線は、左バッターの巧打者ばかりです。右の長距離砲として末包選手、中村健選手、内田湘大選手、中村貴選手、外国人助っ人選手(レイノルズ選手、シャイナー選手)などかいますけど・・・数年前の鈴木 誠也選手のような、長距離砲としての圧倒的な存在感を、打席でかもしだすレベルには至っていません。


今のカープは、次世代ピッチャー陣の整備はかなり進みましたから、、来年以降のスカウトでは野手(打撃陣)の補強をしてほしい。左バッターの巧打者ばかりを集めても、片寄るばかりで試合になりません。





今日のブログはここまでです。

ではまた。