人間は、自分の最善を尽くせばよい | 仙台空手道クラブ志道館のブログ

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「仙台いずみ空手サークル」の団体名称で、平成25年1月から平成27年4月まで活動してきました。
平成27年5 月からは団体名称を【仙台空手道クラブ志道館】と改めて、全空連スタイルの空手道を稽古していく団体に生まれ変わり、活動しています。

昨日5/26(日)のカープは、ベイスターズに勝ちました。このカード(← 対ベイスターズ3連戦)を3タテして、カープの貯金は今シーズン最大の「 5 」になりました。

明日5/28(火)からは、いよいよ2024セ・パ交流戦が始まります。交流戦の前までに、できればカープは貯金5をつくっておきたい・・・と希望していた私ですから、結果としてソレが現実になったことを、大変喜んでいます♪
これは、「  念ずれば、通ず  」 ということでしょうか!?

昨日の試合ではカープの栗林投手が、プロ野球の日本人ピッチャーとして史上最速での通算100セーブを達成(※ タイ記録)しました。
栗林投手、おめでとうございます♪
【上画像引用】日刊スポーツ様記事


プロ野球はチーム単位での集団競技であり、けっして個人成績を追求していく種目ではありません。栗林投手はマスコミやファンの期待に応えて笑顔をつくっていましたけど、これはファンサービスの一環であると推察します。通算100セーブを達成することを第一目的として、個人活動をしているプロ野球のクローザー(守護神)は皆無であろうと思われます。
それに栗林投手なら通算100セーブはおろか、200セーブも余裕で達成できるであろう、本格派のクローザーですから。

個人競技種目にはない、徳目と世界観。チームの勝利のために、力を合わせる献身の姿勢。それが野球という種目の特長であり、魅力です。だから私は、いつもこう言うのです。


野球だよ、野球~♪





さてさて・・

昨日は埼玉西武ライオンズの松井 稼頭央(まつい かずお)監督が、監督業から外れて休養することが発表されました。ライオンズは今シーズン、ここまで15勝30敗で借金15。パ・リーグでかなりゲーム差をつけられた最下位であり、いわば管理者責任を問われるような意味合いでの休養と思われます。つまり事実上の更迭(こうてつ)、または勇退(ゆうたい)です。

プロ野球の一軍監督はつねに優勝をめざして、試合に勝利するための采配や決断をするべきお立場です。これに対して二軍監督は、一軍で活躍できる選手を育成していくことが本分です。
試合で勝つことが目的となる一軍監督と、勝敗よりも「 どれだけ一軍で戦える選手を育成できたか? 」が存在価値となる二軍監督。私はパ・リーグのことはほとんどわかりませんけど、ライオンズの松井監督は、選手にとことん寄り添う、まるで二軍監督のような一軍監督であった・・・という声を耳にしました。


悩み深そうな表情で試合の戦況を注視している、ライオンズ・松井監督のお姿です。
プロ野球の一軍監督にかかる重圧は、私たち素人には計り知れないものがあるのでしょう。
【上画像引用】中日スポーツ様記事



松井監督が休養に入るため、ライオンズの渡辺 久信(わたなべ ひさのぶ)GMが、GM兼任で監督代行に就任することになりました。
渡辺GMはライオンズの元監督であり、監督時代には日本シリーズを制したこともある、「日本一監督」の経験者です。
【上画像引用】スポーツ報知様記事

渡辺監督代行、、その髪型が私・汗まみれハゲ太とそっくりですな。ムチャクチャ、そっくり♪
ちなみに渡辺監督代行と私は、年齢もおおむね同じです。ほんの少しだけ違いますが。



松井 稼頭央監督、、チーム成績低迷での批判を浴びて、心を病んでなければいいのだけれど。
ファンの方々も、的はずれな罵声をいうのはダメです。ファンは応援する立場の人達なのだから、推しチームを応援し続けなくてはいけません。罵声や批判をするのは、見当ハズレの行為です。

人間は、自分の最善を尽くせばよいのです。最善とは、もっとも上の取り組みであり、それより上はないのですから・・・自分の最善を尽くしてもなお責任を果たせないようなモノに直面した場合には、休養をしてもいいのです。
仕事や役割には、必ず責任や使命が伴ないます。でも、いくら責任や使命があるとしても、自分の心を病んでまで続けなければならない仕事はありません。

自分の使命とは、自分の最善を尽くして取り組むところまで。
それでもう充分であり、それより上をやる必要はありません。当会の皆さんにも言っておきます。自分自身の最善をこえる次元のことを、やる必要はありません。




さてさて・・
カープのエース・九里 亜蓮(くり あれん)投手。
【上画像引用】日刊スポーツ様記事


今シーズンは開幕投手を務めたものの、九里投手が先発登板する試合ではことごとくカープ打線は点を取れず。ことごとく無得点・・
つまり味方打線の援護なく、九里投手は自分自身の責任がないところで、記録上はずっと「敗戦投手」にさせられてきました。


5/18(土)のジャイアンツ戦で、ようやく今シーズンの初勝利がついた九里投手(下画像の右)。なんと今シーズン8回目の先発で、ようやくついた勝ち星です。
(※ それにしても九里さん、、屈強なプロ野球選手と並んでも、デカイし太いです!)
【上画像引用】RCC中国放送様記事


ようやく今シーズンの1勝目がつきましたが、公式成績は1勝4敗。自分自身の責任がないところでついた「4敗」。
エース対決がしばらく続いてしまう開幕投手を回避して、裏ローテの4番手や5番手ピッチャーを務めていれば、今ごろは九里投手は6~7勝が公式成績でついて、ハーラートップ(最多勝)の先発投手になっていたことでしょう。

5/18(土)の試合後のヒーローインタビューで、マイクを向けられた九里投手。後輩思いでやさしく、しかも強心臓の鉄人・九里投手が、わずかに涙ぐみながら言葉を発しました。

「 なかなか勝てず、苦しかったです・・ 」
【上画像引用】



エース・九里投手にこんなつらい思いをさせたカープ打線には、私も思うところがあります。怒りの感情もあります。。
が、その感情は、このオープンブログに書いていいものではありません。私はカープのファンなのだから、私の使命は批判することではなく、応援することです。


ライオンズ・松井監督の休養にしても、カープのエース・九里投手のこの表情にしても・・・競技スポーツには残酷な展開が、時にありえます。
【上画像引用】デイリースポーツ様記事


九里投手はいま、カープの一軍選手登録を抹消されています。一軍に帯同していますけど、新井監督が一軍登録を抹消して、調整期間を設けました。心身ともにコンディション調整のため、、、というのが、新井監督による公式発表です。

スポーツ競技種目において、「勝ち」がつかないという状態が長く続くと、心が病んでしまうのです。ライオンズの松井監督にしても。カープの九里投手にしても。

ライオンズ・松井監督は、元メジャーリーガー。カープ・九里投手は、開幕投手に指名されるほどのチームのエースピッチャーであり、2021年シーズンのセ・リーグ最多勝投手。タイトルホルダー。
そういう数々の修羅場をくくり抜けてきた、いわば鉄人級のトップアスリートでも、、、勝てない日々が長く続くと、メンタルをやられてしまうことがある。。





もう一度だけ、復唱します。

人間は、自分の最善を尽くせばよい。

人間は責任や使命とつねに直面していますけど、たとえ結果を求められる立場にあるとしても、自分の心を病んでまでこなしきる義務はありません。

私は、手抜きをせよ・・・と言っているのではありません。自分の最善を尽くしたならば、もうそれ以上のことにまで手を伸ばして、背負うことが出来ない責任まで背負う必要はない。そう言っているのです。

私が当会メンバーに言うことも同じです。
私がこんかぎりの誠意を尽くして注意し続けた事項については、もはや私は二度と言わなくていい。とても軽微な次元のことすらやらない人がいるならば、もうそれ以上は受け入れる義務も必要も、私自身にはない。
人間は、自分にとっての最善を尽くせばよいのです。

当たり前のことは、当たり前のように、「毎日」やってくれ!

当会の皆さん、、
当会は地域活動サークルという「側面」はありますけど、当会の根本は武道団体です。どうかどうか、当会の根本を見誤ることがないように、切にお願い致します。武道修行とは、道の師匠のもとで、自分自身の心がけをみがく活動をする世界です。師匠のもとで己れの人格をみがくという世界観が、武道修行の根本理念です。




今日のブログはここまでです。
ではまた。