月に帰ります | 仙台空手道クラブ志道館のブログ

仙台空手道クラブ志道館のブログ

「仙台いずみ空手サークル」の団体名称で、平成25年1月から平成27年4月まで活動してきました。
平成27年5 月からは団体名称を【仙台空手道クラブ志道館】と改めて、全空連スタイルの空手道を稽古していく団体に生まれ変わり、活動しています。

昨日5/12(日)は、朝早くから広島地方は激しい雨であり、カープの試合は開始前の早々に中止が発表されました。今シーズンは雨天中止がたびたびのカープですが、屋外球場であるマツダスタジアムは、お天気には勝てません。仕方ありません。


でも・・


昨日の私は、マツダスタジアムではない別のプロ野球スタジアムに、それこそ起床したときからずっと心が飛んでいました。


そのプロ野球スタジアムとは、東京ドーム

でも先に言っておきますけど、ジャイアンツの試合のことじゃないですよ。私にとってはソレ、あんまり興味がありませんので。カープが関わらないかぎり、私はジャイアンツにははぼ興味がありません。
もちろんプロボクシングの井上 尚弥チャンピオンの、防衛戦試合会場としての東京ドームにも興味はありません。私は格闘技に関わったことが皆無ですし、プロボクシングの興行への関心もないので。


ジャイアンツの試合ではなく、プロボクシングの興行でもない東京ドームに、、いったい何があるのか?
私・汗まみれハゲ太は、5月12日(日)の東京ドームに、いったい何を期待していたというのか!?






その答えは、、山下 美月ちゃんです!!
そう昨日は、夕方から山下 美月(やました みづき)ちゃんの、乃木坂46卒業コンサート(ライブ)があったのです!!!!

昨日は、かりにカープの試合があったとしても、、朝起きたときから美月ちゃんの卒業ライブのことしか、汗まみれハゲ太の頭の中になかったけんね~♪

昨夜はNHKラジオ第一の番組「 らじらー ! SUNDAY 」で、MCの藤森 慎吾さんがラジオ生放送でこの卒コンを、音声中継して下さいました。私はその放送をリアルタイムで聴くことによって、山下 美月さんの卒コンに「参加」させていただきました。




昨夜の東京ドームでの卒業ライブで、涙を流しながら自分の言葉で卒業スピーチをしていらっしゃる、乃木坂46の「エース」山下 美月さんのお姿です。
【上画像引用】デイリースポーツ様記事


大先輩であり、そして大エースである山下 美月さんの卒コンを成功させるために。
そしてこの会場(東京ドーム)まで足を運んでくれたファンのために。
・・・今からは私心をすてて、全力を尽くす。覚悟をきめて、自分自身の持ち場を最大限にやりきる!

超満員のファンで埋め尽くす東京ドーム。でも、ファンが見ていようと、見ていなかろうとも、これから全力を尽くしあう仲間として決意を固める円陣(えんじん)。
けっして折れることがない決意を固める円陣!!
【上画像引用】スポーツ報知様記事


乃木坂46のメンバーが入れ替わりながらも、10年をこえる長さでずっとトップアイドルグループであり続けることが出来た理由は、、、それはこの団結力! そして一人ひとりの使命感!

団結力と使命感。
これこそが乃木坂46を、長期にわたって女性アイドルグループNo.1たらしめている、根本的なるものです。心の在り方じたいが、根本的に違うのです。
こういう心の姿勢が、当会の通常稽古でも普通になってくれると、とっても良いのだけれど。

仙台市泉区で活動している、某空手道クラブの通常稽古の日常風景のように・・・隣で稽古している人に不必要なちょっかいを出して、その人の稽古取り組みを妨害するかのような行為は、乃木坂46のメンバーには皆無です。なぜなら乃木坂メンバーは、心の在り方がつねに本気であるからです。

「本気」がある人間は、仲間を妨害しません。某空手道クラブで日常的に見られるような行為は、「本気」の集団では現出しません。なぜなら、心の在り方が本気であるからです。
心が浮わついている者は、何年たとうとも稽古仲間の練習にちょっかいを出す。つまり、妨害を止めることがない。これは子どもだからの事ではなく、その当人の心の在り方の問題です。
(※ 子どもだからイタズラをするのは仕方ない・・・っていう理屈が成り立つならば、大抵の空手道場には子ども稽古会員がいるのだから、空手道場はほぼイタズラの園になってしまう。しかし現実には大半の空手道場は、きちんと稽古中の規律が保たれている。)





卒コンを、仲間とともに全力でやり尽くしている、「 乃木坂の至宝 」山下 美月さん。
乃木坂のたくさんの後輩から、美月さんはアイドルの鑑(かがみ。最良のお手本という意味。)と言われていました。
【上画像引用】モデルプレス様記事


この卒コンの前日にも、かなり長時間のレッスンとリハーサルがあったそうなのですが・・・夜遅くまでのリハーサルで乃木坂メンバーに疲れの表情が出始めて、休憩タイムのときは全員無言でイスに座るばかりとなっていた中。
山下 美月さんは一人、メンバーの視界に入らない片隅の鏡の前で、ダンスやポーズの自主練習をしていたとのこと。

メンバーがどれだけ疲れても、自分自身はつねに笑顔を保ち、ポジティブな発言ばかりを連呼して周囲を明るく鼓舞し続けてきた美月ちゃん。ファンが見ていない楽屋やレッスン会場でも、真のプロフェッショナル人格をあらわす美月さん。
・・・山下 美月さんのそういうエピソードについては、枚挙にいとまがありません。

当会で例えるならば、休憩タイム中は自己の挙動練習をやり尽くしているK館長補佐。そして周囲のお手本たるべき稽古姿勢で、つねに全力投球している中2男子・R初段。


乃木坂46のアイドルグループとしての「 質 」を保つために、つねに周囲を明るく鼓舞しながら、自分自身は周囲の鑑(かがみ)であり続けた山下 美月さん。
【上画像引用】オリコンニュース様記事



山下 美月さん。
美しい月。
その名前を体現するかのような、「 そろそろ、月に帰ります 」というラストメッセージを発して、三日月のゴンドラに乗って天高く東京ドームを退場していきました。
【上画像引用】オリコンニュース様記事



私は(あんまりオープンにしていませんが)、スーパーヘビー級の乃木坂ウォッチャーです。でもそれは、私が若い女性アイドルグループのことを好きだから、、ではないです。
私は乃木坂46の中に、本気とか礼節とか職業倫理(プロ意識)とか演出意図とか、そういった精神的なジャンルのことを見ているつもりです。だから私は他のアイドルグループではダメで、乃木坂46ばかりをウォッチしてきているつもりです。

私も当会メンバーに次回お会いしたときは、こう言ってみようと思います。

「 そろそろ、月に帰ります。 」




ところで本日5/13(月)は、空手道「女子形」の世界チャンピオン・清水 希容選手が、競技選手からの現役引退を表明されました。


重心を低く保ち、圧倒的な運足の粘りを感じさせる、清水選手の立ち方、そして運足。
両足の裏が、地面(床)に張りついていて、その両足の踏んばり(※ 地面を足裏で押す)で地面から力をもらう。だから後ろ足のヒザが(結果として) ピン! と伸びています。後ろ足のカカトに、極めの瞬間に力を入れる。
【上画像引用】関西テレビ様ニュース記事


この下半身の粘り、立ち方の立派さ、運足の安定。地面に張りつく足裏、カカト、(結果としての)ヒザ、重心の置きどころ。土台(腰)と体軸の連動。
まさに空手道の「 生ける教科書 」です。
【上画像引用】共同通信様記事


今日のブログはここまでです。
ではまた。