昨日の試合。マツダスタジアムでのデーゲーム。カープ対ベイスターズ戦。
試合結果は、
カープ 0点 ― 5点 ベイスターズ
カープはエース・九里投手が先発しましたが、またもや味方打線が無得点というヒドイ目にあわされて、今シーズンの成績が0勝3敗となってしまいました。。
先発ピッチャーがどれだけ頑張っても、味方打線が点を取らなきゃ、野球の試合は勝てません。九里投手は自分のせいではないのに、今シーズンはゴールデンウィークの季節になっても勝ち星ゼロ。しかも、自分の責任ではないところでついた3敗目。まったくもって、理不尽極まりないです。
九里投手が先発した昨日の試合は、カープ打線はわずか4安打・無得点。
ちなみにその前日(5/4)の試合。カープの若武者・森下投手が先発した試合ですが、カープ打線は10安打・4得点。
カープ打撃陣の選手の皆さん、、何やってるんですか!
なんで九里投手が先発の試合では、そんな頑固なまでに点を取らないんですか!!
昨日の試合のカープ打撃陣は、初回(1回裏)に一死1、2塁となり、さらに二死満塁となって、またとない先制のチャンス。それなのに4番・坂倉選手は見逃し三振で、6番・田村選手はファーストゴロ。
・・・スリーアウト。無得点。。
試合全般をとおして、わずか4安打・無得点。
対するベイスターズ打線は、2ランホームランの二本を含む12安打・5得点。
こんなのじゃカープのエース・九里投手が、「 打撃陣がしっかり点を取ってくれるチームに移籍したい! 」 などと言い出しても、誰も止められないよ!!
それにしてもカープ首脳陣の左右病(さゆうびょう)は、前監督の佐々岡政権の頃から変わりませんな。相手チームの先発が右腕投手だから、こっちは左バッターだけをスタメン起用するとか・・・それがハマれば名采配ということになるのでしょうけど、世の中なかなかそう簡単にはいきません。
昨日の試合の、カープのスタメンオーダーです。敬称略で記載します。
↓
【1番】レフト 秋山 ← 左打者
【2番】センター 野間 ← 左打者
【3番】ショート 小園 ← 左打者
【4番】キャッチャー 坂倉 ← 左打者
【5番】ファースト 田中(広) ← 左打者
【6番】ライト 田村 ← 左打者
【7番】サード 羽月 ← 左打者
【8番】セカンド 矢野 ← 左打者
【9番】ピッチャー 九里 ← 右打者
先発ピッチャーの九里投手をのぞいて、スタメンが全員、左バッター。。
たしかに昨日のベイスターズの先発は、右腕の大貫投手でありましたが・・・だからといって左バッターばかりを並べても、なかなかうまくいかないだろうと思います。
カープのリーグ三連覇(2016年~2018年)の頃の後半は、【1番】田中(広)、【2番】菊池、【3番】丸、、が不動のオーダーでした。いわゆる、『 タナキクマル 』 です。そして続く4番は、侍ジャパンの4番でもある鈴木 誠也選手。
対戦相手チームの先発ピッチャーが右腕であろうと、左腕であろうと、そんなことはまったく関係ありません。真のレギュラーは、相手ピッチャーの左右に関係なく、キッチリ仕事をこなす(← ヒットを打って出塁する)のです。
レギュラー選手が左右病、、などと言っていたら、そもそもレギュラーになれません。相手が右腕ピッチャーのときだけ都合よく出てくる左バッターは、監督から全幅の信頼をされていない証拠です。
元ヤンキース(かつ元ジャイアンツ)の松井 秀喜選手や、現ドジャース(かつ元ファイターズ)の大谷 翔平選手は、ともに右投左打の左バッターです。でも左バッターであるからといって、相手チームの先発が左腕である試合で、スタメン落ちすることはありません。
レギュラー選手とは、そういう存在です。レギュラークラスの左バッターで、左腕ピッチャーを打てない選手なんて、そう多くはありません。だからこそ、レギュラーとしてのポジションをつかんでいるのです。
左右病をどれだけ発揮(?)しても、たぶんあんまり点を取れないように感じます。左右の相性だけで見るのではなく、『 今まさに打撃好調の選手 』をスタメン起用する。
昨年の日本一チーム・タイガースは、少なくともそういう選手起用をしています。左右病ではなくて、いま調子がいい選手 を公式戦に出場させる。
今日のカープは、甲子園球場に移動してのタイガース戦。さて、どうなることやら。。
カープファンとしては、テレビの前でひたすら応援するのみです。