6月の不登校相談ですが、無事に全員が登校できました。
今回も休み始めて数か月から3年程度の児童でした。学校に行きたくない(登校したくない)といい家を出る時間になると泣き始め、保護者も今日だけやすめば明日からは行くだろうと軽く考え休ませ、そこから次第に行きたくないと激しく言うよになり、別室登校して教室に入れない状態が常態化して、更にそのまま放置してしまっていた方々でした。
過敏性腸症候群、心因性腹痛や頭痛なども出ている児童もおりました。
以前のブログでも書いた、アーチルや、せんだんホスピタルでグレーかなと言われ、何もせず様子見(放置状態)をするように言われ悪化していた子も6名おりました。
その他、保護者と毎日のように口論になっている方も多かったです。(特に中学生)
このようなケースの9割以上が、保護者が子どもの試し行動に引っかかり間違えた対応をしています。
落ち着かせるはずが逆に子どもを興奮させてしまっているケースが多いです。
このような点もプログラムを受けた父母が対応方法を学び、即日、対応できるようになりかなり状況が変わりました。
ちなみに、試し行動の例として
子どもが母に”お母さんは私の気持ちを分かってくれない”と感情的に言いました。
母は”お母さんは分かろうとしているよ、あの時だってこうしたじゃない”と返答しました。
上記は試し行動に引っかかった例です。
子どもは ”分かってくれない” と言っていますが、これは代用感情というものです。
この代用感情に引っかかり返答してはいけません。
このような場合は、子どもは分かってくれないと言っているので、本当の感情は ”分かって欲しい”というものです。
つまり、母の返答は ”あなたは分かって欲しかったんだね” ”このようにして欲しかったのかな?” ”お母さんはこうすれば良かったかな”←(これが真の感情) と傾聴を行いながら、子どもが本当に言いたい言葉や考えを引き出すのです。
様々なパターンや児童心理を学び不登校の我が子をサポートしていく体制を整えると3か月で子どもは学校に順応し不登校を完璧に解決することが出来ます。
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