みなさん、お疲れ様です😊
昨日は、コーチが子育ても忙しい中、一生懸命にブログを書いてくれました
少し、監督…持ちあげていただきすぎていて…
恥ずかしいような😊誇らしいような😊
こんな、素直な考え方をする(ちょっと不思議ちゃんだけど)素敵な人と一緒にチーム作りに携われることに、改めて幸せを噛みしめておりました。
さて…
表題の件でございますが…
ついに、仙台大学柔道部から五輪選手が誕生しました。
グアム代表で出場するのは
4年生のエスカノ ・マリア選手(-57kg級)です。
大陸枠での出場ではございますが、ここまで来るのは苦難の連続でした。
日本語がまだまだの状態で入学試験。
合格してからも、授業に稽古、きっと人間関係での苦労もあったと思うし、怪我だってありました。
その上、コロナまでやってきてみんなが帰省した時にだって、両親が待つ韓国にも帰れず、
年末半泣きで、私と過ごした日もありました。
あの頃のマリア…。
きっとしんどい毎日だったとは思いますが、五輪という大きな目標があったからこそ頑張ってきました。
仙台大学で稽古を積み、日本の学生とも試合など経験もしました。
五輪への道。
遠かったし、苦労の連続でした。
たくさんの国際大会に参加しなければ、ポイントも上がらない。
必死で頑張って欧州へ何度も行きました。
グアムにも行き、またグアムの連盟とも何度もミーティングを重ねてきました。
大陸枠と言ってもオセアニアで男女合わせてたった1名しか選ばれない枠。
国の事情もあるでしょうし…
本当に最後の最後までドキドキでした。
授業の単位もとらなければならない、外国人だからということで、いろいろな手続きが必要になれば
仙台に出て行き、書類を作成してきました。
マリアは私にも頼ることなく、2年生の後半くらいからは、ほぼ一人で病院や、入国管理局などの用事を一人でこなすようになっていました。
本当に努力をしたと思います。
それを支えた、同級生や先輩後輩部員たち。
仙台大学みんながいたから、マリアも五輪という目標に向かって努力できたのだと思います。
GS東京で、韓国代表に一本勝ちしたシーンは、今も目に焼き付いています。
そんな甲斐あっての五輪代表選出。
感慨深いです。
仙台大学の中でも、冬の五輪代表は過去にいるものの、学部生での夏の五輪出場は初とのこと
誇りに思います。(卒業生は体操競技他でいらっしゃいます。)
そして、当初はグアム🇬🇺柔道連盟の方がマリアのコーチとして帯同する予定であり、私たちは送り出すことだけに集中していたのですが、なんとコーチも私が帯同するということになり、私もグアムオリンピックチームの一員🇬🇺🇬🇺🇬🇺としてパリに行くことになりました。
びっくりです。
大学でも壮行式を開いていただきました。
ニュースで見ていただけの2024パリが、いきなり自分ごとになっていることに驚きです。
開会式にも参加予定で、私も…セーヌ川渡るんやとか思うと
そして、面白いことに・・・
現役時代、何度も行ったパリではありますが、中でも
当時2年に一回の開催であり、熾烈な争いの中でつかんだ日本代表と言う貴重な経験をさせてもらった世界柔道選手権大会の開催地もパリだったことに、今更ながら縁を感じています
人生ってどんなご縁があるのかわからないものですね。
自分自身が追いかけた五輪代表。
今は、毎日一緒に柔道をしている学生がその地を踏みます。
卒業生も、海外チームコーチで五輪に帯同。
そういえば、もう忘れかけてたけれど(笑)、うちの男子監督も2016リオ五輪代表チームの女子監督をさせてもらいましたしね。
想像していたよりもずっと長くなった柔道中心の生活。
幼少期より始めた柔道が、生活の一部(いや、ほぼ全部!)になっているなんて。
ありがたいです。
こんなに一生懸命に競技に取り組む学生に囲まれて。
自分たちはなんて幸せ者なのかと。
さて、7月はまだ高校生の大会も見に行きますし、パリもあるので、とにかくいろんなことに時間が足りないくらいです。
焦っても仕方ありませんが、
時間を大切に使って、五輪、ジュニア、インカレ、講道館杯等で学生の夢が叶うように、必死で応援、指導していきたいと思います。
頑張るぞ(和)