妄想小説NOIR第15話
でございますー。帰りの飛行機の中で書いておりますー。
成田についたらアップしようと思ってます。

てゆーことで帰ってきたぜー日本!


今回いくつかの事実がわかりますよぅ。





妄想小説NOIR第一話はここ。
初めての方は、できればここから読んでねー。








「竹本さんずっと会社来てへんみたいやで」
「入院してる聞いたけど?」
「親父さんは?どないしてるん?」



村上の婚約者が会社に来なくなって1週間。
職場ではその話題で持ちきりだ。




丸山は下を向いて少しだけ口元に笑みを浮かべて
うわさ話を聞いていたが、真面目な顔を作ると
目を上げ村上の方を見た。







視線に気がついて村上も顔を上げる。


「丸、今夜時間取れるか?」

「ええですけど、もしかして彼女の………」

村上が丸山の言葉を遮って
「ああ、どっか誰にも聞かれへんような店知っとるか?」
と、少しイライラしたように言った。

「任せてください、いい店知ってますよ。」










重いドアを開ける。
店の中からセンスの良い音楽が溢れ出た。







「いらっしゃぁ~い! 丸久しぶりやねぇ~」

いつもの派手で奇抜なファッションで安田が迎えた。




村上は、そんな安田を見て顔をしかめると
「なんやお前、男か女かわからんような格好して!
 丸、この店大丈夫なんか?」と大きな声で言った。

「こんばんわぁ~安くんですぅ~。」
バーテンの安が、笑顔で村上に挨拶する。

「安は、こう見えて男気あふれる信用できる奴やし、
  店はいつも客おらへんから誰にも聞かれませんわ。」


「そうやで!って丸、
    客おらへんは余計やわ~」









「ごゆっくりぃ~」

2人の前にグラスが置かれた。

丸山が目配せをすると安田はカウンターの反対側に離れ、
店のBGMのボリュームを大きくする。







「これで誰にも聞かれません。
  どないしたんですか?」
心配そうに村上の顔をのぞき込む。




「ああ、もう知っとるやろうけど竹本佳恵の事や。
数日前、常務に呼び出されてな…………婚約を破棄してくれ言われたわ。」
村上は手の中でグラスを弄びながら言葉を続ける



「まぁ実際の所、佳恵に惚れてたわけ違うから、ええねんけど、
 ひとつだけ気になるんが理由や。」



「何度聞いても教えてくれへんでな……
でも昨日の夕方また呼び出された………」
言葉につまりながら話し続ける。



「なんかな……他に男がおってんねんって……で脅されたらしいわ。」
グラスの酒を1口飲む。






「脅されたって?どないな?」
丸山はわざと驚いたような声を出した。

本当は笑い出したいくらいだった………。
常務は対面を気にする男だ、
婚約を破棄して娘を外に出さないようにするだろう
そう思っていた。






「ホテルでビデオを隠し撮りされてたらしい、で金を要求されたって」


「渡したんですか?」







「ああ、3千万やて。まぁあの人にとっては端金や。
 でも、その後や………男の耳が……送られてきたらしい。」
グラスの酒を一気に煽る。






「耳って………人間の耳?」




「ああ、そうや。
ピアスが佳恵がプレゼントしたダイヤのピアスらしくてな。
脅してきた男の耳やて………
そいで佳恵ショックで入院してもうたらしいわ。」




「そんなことがあったんですか………」



丸山もグラスの酒を1口飲む
……計算通りや。

あの女には少し反省してもらう必要があるから……。
そんなことを考えながら、無理やり渋い顔を作る。







「警察には?」


「もう隠しとけんやろ……そんなん送られて来たねんで?」











ふうん……流石にあの男の耳を送りつけたんは、
やり過ぎやったかな?
丸山はグラスを口に持っていくふりをして少し笑った。



警察か……
まぁ警察に動かれてもバレる可能性は、ほとんど無いに違いない。
念には念を入れて行動している。




それにアイツらは間抜けだ。




あの女達も…………まだ見つかっていない……













p.s.

耳を切り取られた死体、送りつけられた男の耳。
死体の正体分かりましたね?
男は何をさせられて、そしてなぜ殺されたのか。
そして丸山に殺されたキャバ嬢の行方と女達?って?

そして警察もとうとう動き出す!

丸山は逃げ切れるのか!
Coming Soon






とね、ええ煽ってみました。
テレビドラマの番宣ばりに!









さぁーて。

最後にぃ、マレーシアのスーパーマーケットの魚売り場の!

「シャケぇ~!!!!!!!!!!!
シャケ有るやないかぃ!」

丸なら言うよねぇ~。



しかし大胆なレイアウトですお(笑)
放ったらかしですよ~。
常温ですよぉ~。虫たかるでぇ?




妄想劇場マレーシア特別編3
こないだの大人編の朝のお話です。
爽やかです、ええ。たぶん。


えへへ。こんな朝を迎えたいね♡













少し早く目が覚めた。
マレーシアの朝は遅くて七時の街はまだ薄暗く
街頭がぽつりぽつりと点いている。
隣でうつ伏せになって寝ている丸を起こさないように
ゆっくり体を起こした。



冷蔵庫を開けて冷たいミネラルウォーターを飲みながら
寝ている丸の背中を見つめる。



分厚い背中から、二の腕の筋肉の隆起がセクシーで
隣に座って背中の肩甲骨の辺りを、スッと撫ぜた。




丸「んんっ………」
小さい声を上げてゆっくり寝返りをうち、眩しそうに目を開ける。









丸「おはよう、今何時?」
○○「七時」
丸「七時なのに、まだ少し暗いねんね。」
そう言ってあたしの腰に手を回す。




子供のようにあたしの膝の上に顔を擦り寄せて
しばらくじっとしている。
あたしは丸の柔らかい髪を撫でながら
昨夜のことを考えていた。

丸の残した跡がうずいて確認したくなる。
胸と二の腕に残された、赤紫色の綺麗な跡。




いつの間にか髪を撫ぜる手が止まっていたのか
丸が顔を上げた。
手を伸ばして、二の腕と胸を撫でる。



丸「こんなにして………ごめんな。」




丸に触られてチリチリと熱くなる。

○○「ううん」
そう言って、また髪を撫でた。
心臓が鼓動を早めて、体の奥がジワッと湿度を帯びる。



そんなあたしを知って知らずか、
またあたしの膝の上で小さな寝息を立て始めた。

幸せそうな、安心しきった寝顔。




○○「こんな格好で寝たら首痛くするよ?」


丸「ええねん………ええねん……」



モニョモニョと呟いて少し身動ぎをした。




幸せな時間、でも……
日本に帰る頃には、この跡も淡くなっているのだろうか?



髪を撫でながらそんなことを考えた。








p.s
昨晩の続きでしたー。
暑い夜の後のクールダウン。

でもまたこの後熱くなるんでしょうね。
丸が起きたらね♡


さーて、オイラのマレーシアの仕事は終わりました。
予定より早く!なぜなら天才だから!

明日は朝一で日本に帰りますお~。
待っててねー隆平!




「待ってるで!はよ帰ってこいや!」






妄想劇場NOIR 14
事件は会議室で起こってるんじゃない!
現場で起こってるだーという訳でー
今日はそういうお話です。
今回はたっちょんが出てきますお。
(先に誤っときますが少し微妙なキャラです。
でも後に見せ場を作るんで許してちょ)




妄想劇場NOIR 第一話はここでーっす。







「害者の直接の死因は?」

「死因は首の裂傷による………失血死だそうです。」
真っ青な顔でえづきながら報告する。



クスクスと笑い声が起こり、
緊張が溶けたのか彼も一緒に笑った。



彼は大倉忠義
人懐っこい笑顔が魅力的で婦警にも人気がある。







しかし、
大きな図体をして肝が座っていないと
先輩刑事に怒られっぱなしだ。
特に血が苦手で、
今日も検察医の報告書を読んだだけで貧血を起こした。

今も思い出すだけで酸っぱいものが込み上げる………‥






「腹の傷は?あれはどないやねん。」
「ヘラヘラ笑ってるんちゃうで、お前。」





渋谷の声で一瞬にして現実に引き戻される。

あの人苦手やわぁ………

そんな事を思いながら報告を続ける。





「えーっと………腹の傷は死因とは関係ないらしいです。
 あれは………死んでから切られたらしくて………ウッ………」



「で、札はぁ?」



「札は‥‥‥全て一万円札で………腹ン中に……全部で27枚……」

「あと……耳が………ウッ……」

ここまで言うと大倉は、
口を抑えて部屋を飛び出していった。






「あいつ大丈夫なんかぁ?」
「またやでぇ」
「しょーもな………」


古参の刑事の嘲笑が響く。







ガンッ!!
渋谷が会議室の長机を蹴り上げて

「お前らも笑ってる場合ちゃうで!」
と他の刑事を睨み付ける。











他の刑事が慌てて
大倉の報告を引き継いだ。






「右耳が、切り取られとったそうですわ。
  現場からは見つかっとりません。」



「犯人が持ち帰った可能性が高いです。」













p.s
はーい。たっちょん出てきましたあ!
渋谷ンとたっちょん。

素行が悪い、格好もいい加減でも実は結構できそうなベテラン渋谷ン、
まじめ、爽やかでも少しヘタレな新人刑事のたっちょん。

これはバディになるしかないっしょ!

てな訳でコレからコンビで頑張ってもらう予定っす。

なん刑事ドラマになってきましたが
主人公は一応丸なんで!
これ別サイドのお話ね。
もち関係あるけど!