センター英語を3ヶ月間で150点にする方法 その10【英単語を覚える2】


みなさんは、電子辞書って持っていますか?

ちょっと昔は、そんなものはありませんでした。


そして、学校の先生や塾、予備校の先生も「昔ながらの辞書」がベスト!

電子辞書なんて、頭に入らない!なんていう人も多かったものです。


いまだにそういう人もいるかもしれませんね。


では、どちらが優れているかというと・・・・

私は電子辞書の勝ちだと思います。


確かに紙の辞書はマーカーを自分でひいて、見開き2ページあることで自分が過去に調べた単語なども確認できます。例文も電子辞書よりも豊富なものもあるかもしれません。


しかし、持ち運びに不便(重いこと)という欠点もあります。


そして、電子辞書の優れている点は・・・

 単語登録機能があるということです。


つまり、英文を読んでいて知らない単語に出あったら、電子辞書に登録。

そして、細切れ時間にそれらを繰り返しチェック。

(登録したときの英文を思い出しながら)


そして、覚えたら登録した単語は消す。


そう、まるでゲーム感覚で英単語の勉強を、細切れ時間に繰り返してできるのです。


これは紙の辞書にはできません。


実際この方法で英単語をすごく覚えた生徒もいます。

もし、電子辞書を持っているようであれば、単語登録機能を使って、自分だけの英単語集を作ってみてください。


言い忘れましたが、登録機能のない電子辞書はちょっとNGです。



センター英語を3ヶ月間で150点にする方法 その9【英単語を覚える1】


さて、今度は英単語の話をしたいと思います。

センター試験に必要な英単語は2000-3000単語などと言われています。


しかし、実際は5000語くらいは覚えておきたいところですね。

実際英単語を覚えていないと、英語の長文の1文の中に知らない単語が5-6個出てきたりします。


こうなると「知らない英単語は推測して読め!」などというアドバイスはほとんど意味をなしません。

やはりある程度の英単語を暗記する必要があります。


みなさんは、英単語集って何を使っていますか?


よく受験生が持っているのが、

ターゲット1900

フォーミュラ

システム英単語

速読英単語(Z会)

などですね。


まあ、どれでもいいのですが、私は英単語は英文中で覚えるのが一番良いと思っています。

つまり、単に英単語を1つずつ日本語訳を覚えるのではなく、英語の文の中で覚えるほうが記憶に残りやすいと思います。


そのような理由から、上の英単語集の中では、Okだと思います。

しかし、1単語1文はやや非効率的だと思います。


つまり、1つの英文に覚えなくてはいけない英単語が3-5個あるほうが効率的です。

効率的というのは、Ⅰ文覚えるだけ3-5個の単語を覚えられるというものですね。


そこで、私がお勧めする単語集は、「DUO(デュオ)」です。

これは1文中に必須英単語が複数ちりばめられていてとても便利です。


ただ難しい単語のあるので、DUOの簡易版の

「 DUOセレクト―厳選英単語・熟語1600」が一番センターレベルでいいと思います。


これには別売りのCDがついているので、耳から覚えることで更に効率アップです。



センター英語を3ヶ月間で150点にする方法 その7【文法を固める】


今日のテーマは文法を固めることです。

まだ受験まで時間のある高校1年、2年生のときは、文法書などを使って、構文をとらえていく練習をするほうが、受験に効果的です。


しかし、高校3年生は受験まで1年もないので、さくさく進めないといけません。


そこで、私が推奨しているのは3ヶ月間で文法問題を得点源にすることです。

(少なくとも文法の基礎を固めることですね。)


そのやり方を説明します。

使う問題集は、多くの進学校で採用されている桐原書店のNextStage(ネクストステージ)です。


アマゾンなどで販売していますし、持っている人も多いでしょう。中古ならば340円くらいで売っている場合もあります。(できればCDつきのほうがいいです。)


桐原書店NextStage


これを1ヶ月目はPart1の文法を、2ヶ月目はPart2語法とPart3イディオムを、3ヶ月目ではPart4あいさつ表現+今までの総復習を実施します。


Part1は全部で170ページあります。

これを機械的に毎日10ページやります。


10ページやるというと大変そうですが、右ページは解説ですから実際は左だけですね。

そして、見開き2ページを10分以内でやります。


やり方はとても簡単です。


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1)左の問題を見て、解答をノートに書く。

1ページ分やったら答え合わせをする。



できなかった問題は、解説を読み理解し、正しい答えのある文章を5回音読し、3回書く。

(まあ、音読の回数、ノートへの書き取り回数は特に何回でもいいですが、あまりだらだらとやっても意味がないので、テンポよくやります。)


できた問題には○

できなかった問題には×をつけます。


1日分10ページを1時間以内で終わりにできるようにします。


2)次の日は、1日目の10ページと次の10ページをやります。
 しっかりと○、×をつけて。

 3日目も1日目の10ページ、2日目の10ページ、3日目の10ページをやります。
 こんな感じで、どんどんやることが増えてきますが、最初のほうはだんだんできるようになり、あまり時間がかかりません。

 ○が3個続いた問題(3日連続正解した問題)には、番号前の□の中に×を書きます。
 そして、日付を書いておきます。
 
 そして、4日目以降は□に×のついた問題はやりません。

 こんな感じでひたすらがんばっていきます。


3)18日目以降は新しく出てくる問題はありませんので、ひたすら既出の問題をやり続けます。このまま30日目まで続けます。


4)□に×のついた一応できた問題は、1週間後に再度解いてみます。できなかったら△をつけておきましょう。日付も忘れずに。


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まあ、こんな感じでネクストステージを攻略していきます。

重要なことは3回やったくらいで出来た気にならないこと。英文法は覚えることがたくさんあるので、しっかりと反復することです。英語が苦手な生徒は、覚える作業を全然やらない人が多いのも事実。


最初の2週間はつらいかもしれませんが、これからゴールデンウィークを迎えるのでちょうどいい時期かもしれません。


当塾では、各人の進み具合をチェックしているので、いきなり抜き打ちの確認問題を実施して、定着の度合いを確認します。


勉強は反復していくしかありません。


このNextステージを各章ごとに分けて小さくして、細切れ時間にこの勉強をするようにやると更に効果的です。

英文法に毎日1時間をかけるというよりも、細切れ時間15分×4をつかって学習するというほうが気持ちの上でも楽だと思います。


ぜひ、やってみてくださいね。



センター英語を3ヶ月間で150点にする方法 その6


英語の長文問題を読むときに、ちょっと意味がわからない文章ってありませんか?

結構、これがあるはずです。


英単語は全部わかるけど、意味があいまいにしかわからない。

結構、こんなときがひっかけがあります。


英語はすべての文がSVOCの5文型に部類できます。

これがわかると構造がすっきりとして、文章がとらえられます。


そのためには、単語の品詞をしっかりと分類できないといけません。

特に動詞や名詞の両方の意味がある英単語は要注意です。


センター英語を3ヶ月間で150点にする方法 その5


最初の1ヶ月間は英単語と長文をひらすらやっていきます。

それにプラスして、余裕のある人は英文法を固めましょう。


学校では桐原書店のNEXT STAGEを採用しているとことが多いかと思います。

これもPart1とPart2を1カ月間で終わりにするように計画を立てましょう。


やり方は昨日書いた英単語と同じ方法です。

暗記をするときは、1回1回をじっくりやる方法もありますが、すばやく何回回すか、という視点も重要です。


忘れてもいいので、何回もやる。

忘れたら覚える。


このような気軽な気持ちでやれれば大丈夫です。




センター英語を3ヶ月間で150点にする方法 その4


センターで高得点を取るためには、長文でミスすることは避けなければいけません。

長文読解で重要なのは、スピードと正確さです。


特に第6問などは20分程度で答えを出さなければならないわけです。


そのためにはできる限り英単語を覚えておくことが重要です。

しかし、すべての英単語を覚えることは不可能です。


ターゲットやシステム英単語などで2000語くらいの基礎単語を頭にいれておけばよいでしょう。

これらの英単語は、気合いを入れて覚えれば1カ月くらいでマスターできます。


自分が持っている英単語の参考書を機械的に4分割しましょう。

そして、それを1週間で覚える英単語の量とします。


そうすると1週間で覚える英単語は500語くらいです。

それらを書いて覚えていては間に合いません。


書いて覚えるのは、中学英語のレベルです。


大学受験では英作文以外では、英語を書くことはありません。

見て覚えていくという方法をとります。


そのときに1単語1秒くらいのペースでチェックしていきましょう。

1回で覚えられる人はいません。見た瞬間に答えがわかる、わからない、という判断だけでOKです。


わかったら○、わからなかったら×をつけていきます。


そして、それを1週間でできる限りやります。

理想は1日1回やりましょう。おそらく2時間もかからないと思います。


そうやって英単語は覚えていきます。

そのときに時間を決めてやると締め切りができるため、集中力が増します。




昨日書いた「センター英語を3ヶ月間で150点にする方法 その2」を毎日続けます。

それに加えて、英文法と英単語も毎日実施すると更に効果が高くなります。


英語が苦手な生徒は、英語の勉強を後回しにする傾向にあります。

ですから、当予備校では生徒に毎回、何をどれだけやったかの進度表を提出してもらっています。


最初はつらい英語の勉強ですが、1カ月もすれば結構長文も読めてきます。

すると嫌いな英語が嫌いでなくなり、

できない英語が少しずつできるようになります。


この好スパイラルが得られれば、英語の勉強が苦になくなり、毎日英語を勉強することが習慣化

されます。


勉強は頭のよしあし、よりも習慣化したほうが成績アップが顕著ですからね。



長文読解をする際には、以下の手順で実施すると有効です。


1)最初にノーヒントで長文を読む。その際に、知らない単語に○をつけ、意味がわからない

文章にはアンダーライン+?を書きます。


2)内容一致問題などがあれば、一応チャレンジします。

最初の段階では正解、不正解はあまり気にしなくてもOKです。


3)次に解答、解説、全文訳をチェックします。

特に知らない単語やSVOCなどがよくわからなかった文章もチェックリストに書きます。


4)あとは毎日、チェックリストと長文を復習します。

長文は一度やっているので、あまり時間をかけずに全文読めると思います。

そして、○、×、△などの印をつけます。


5)あとは速く読めるようになるまで繰り返します。

すでに日本語の全文訳が頭に入っているので、長文がスパスパ頭に入るはず。

特に一度引っかかった文章をしっかりと頭の中で訳します。


*英語が苦手な生徒は、最初の1ヶ月目には高1、高2のややハイレベル問題を実施。

そして、徐々にセンター試験レベルまで上げていきます。


このように英語の勉強を毎日1~2時間実施するだけで、かなり英語の長文問題が

読めるようになります。


目標は8月末のセンター模試で150点を取ることです。

やることは結構シンプルです。





現在、高3生もがんばって勉強しています。

当塾の1つのテーマは、苦手科目は早めに克服することを挙げています。


特に英語が苦手な場合、大学受験ではかなり不利です。


センター試験の筆記でも最低160点(80%)くらいはとりたいとところです。

センター英語では、文法よりも長文読解で大きい配点となっています。


つまり、文法よりも長文読解をしっかりやらないと80%には届きません。

英語は毎日することが重要です。

特に長文は、少しでもいいので絶対に毎日やる必要があります。


英語が苦手な受験生は、センターレベルの長文をしっかりと毎日できるように

しましょう。