何回復習すれば記憶に定着するか!?

これは結構重要なテーマです。


受験において、暗記することは絶対に必要です。

しかし、暗記だけに頼ると応用がきかない、などともいいます。


特に数学はセンス、などといいます。

私は数学であっても解法パターンをどれだけ知っているか、そしてそれを効率的に

覚え、効率的にアウトプットできるかが、受験で勝ち抜く方法だと確信しています。


では、一度覚えたものはどうやったら長期記憶へと移行するのか。


実は1回で覚えることはあまりできません。

2度、3度。あるいは5~7回やっても覚えられなけらば、記憶する必要があります。


そして、これは暗記のやり方にもよるのですが、長期記憶とは1カ月間覚えていれば、

半年間は記憶に残るという説があります。


科学的な根拠はわかりませんが、1つの目安になります。

つまり、覚えたことを1ヶ月後までにキープできる頻度で復習を繰り返せばよいとも言えます。


当塾では、不出来な問題に対してはチェックリストなるものを作成しています。

自分だけの苦手な問題をリストアップしたメモです。


これを繰り返しやれば、きっと成績は伸びると思います。

目標は1ヶ月間は忘れないことです。



成績を100%上げる方法があれば、知りたくはありませんか?

実はあるんです。


それは・・・・


「自分のできない問題のやり方を理解して、できるようになるまで復習すること。」

たったこれだけなんです。


ただし、復習は大切だと思っていても注意点があります。


「よく復習は何回したらよいですか?」という質問を受けます。

5回くらいはやったほうがいいわけですが、正確には「できるようになるまで繰り返す」

が、正解です。


2回やってできるようになれば、それでおしまいです。

10回やってもできるようにならなければ、11回目以降はやる必要があります。


そして、更に注意すべきことは、1度できるようになtっても時間が経つと、人間は忘れるという

ことを念頭に置かなければなりません。


そのためには、一度できた問題でも定期的にメンテナンス(復習)することが重要です。

そのタイミングと頻度がとても重要になってきます。


スカイ予備校では、受験生には「チェックリスト」というツールを配布しています。

このチェックリストとは、単なる紙なんですが、自分の復習の頻度、タイミングを一覧できるように

なっており、自分でやならければいけない復習内容がわかります。


勉強は要領です。

無駄な復習をしないようにしましょう。


でも、勉強量が圧倒的に少ない人は、勉強の質よりも量を重視してくださいね。



本日、新中3生と新中2生は春期講習のまとめとして、学力診断テストを実施しました。


範囲は前学年の内容全般です。


終了後すぐに自己採点を実施します。

模擬テストなどをやってそのままにしておくことほどもったいないことはありません。

模擬試験は、何点とったかということよりも、自分の弱点を認識して、

それを徹底的にマスターすることに意味があります。


当塾の生徒には、できる限り無駄のない学習方法を実践してもらいたいと

思っています。



スカイ予備校  塾長五十嵐です。


勉強にも「攻め」と「守り」があることをご存じですか?


「攻め」とは、新しいことをどんどん覚えていくこと。

つまり、インプット中心の学習です。


「守り」とは、一度やってできなかった問題をしっかりと復習すること。


そして、「攻め」と「守り」の間に演習が入ります。

いわゆるアウトプットです。


つまり、勉強の流れとは・・・・・


1)インプット(新規事項の理解:「攻め」の学習)

2)アウトプット(演習で「できる問題」と「できない問題」を分ける)

3)徹底的な復習(「できない問題」をひたすらやり直す:「守り」の学習)



通常、勉強というと1)と2)だけをやっておしまいという生徒が多いのです。

しかし、一番重要なのは3)です。


単なる復習ではなくて、「徹底的な復習」がとても重要になってきます。

中途半端な復習では、あいまいな知識しか残りません。


そうするとテストでは、点数が安定しません。

高い点数で安定するためには、「徹底的な復習」が重要となってきます。


このように書くと当たり前のことなんですが、これができていない生徒が非常に多い。

勉強しているけど、「成績が伸びない」という生徒は、問題集をやってきなかった

問題だけを徹底的に復習するだけで、成績が上がりますよ。



本日4月7日は中学校の入学式でした。

多くの新中学1年生が、真新しい制服に身を包み、期待を胸にしています。


小学校時代と違うことはいろいろとあります。

その最大の内容は、学習量が増えることです。


前期試験くらいまでは結構楽にこなせると思います。

勝負は9月からの前期期末と後期ですね。


新2年生、新3年生もクラスや先生が変わり、気分一新します。

さあ、勉強もこれから一生懸命やっていきましょう。



よく勉強のやり方がわからないという質問をうけます。


勉強とは、2つに分けることです。

「できる問題」と「できない問題」に分けることです。


ただ注意すべきことは、「わかる問題」と「わからない問題」ではないということです。


「わかる問題」であっても、「できる」とは限らないからです。

「わからない問題」は100%「できない問題」です。


「わかる」と「できる」は別問題です。


そして、反復すべきことは「できない問題」です。

できない問題の解答、解説をしっかりと見て、理解します。

そして、あとはそれはできるまで反復するのです。


できる問題は反復する必要はありません。

多分何回やってもできます。


できない問題を抽出し、それを反復学習することが一番効果的な学習方法です。


大学受験では特に学習量が多いので、そのあたりをしっかりとやっていきましょう。



当塾では、現在高校受験を目指す中学生と大学受験を目指す高校生が来ています。

成績の上がる生徒と上がらない生徒。

この違いはなんでしょうか?


勉強のやり方、成績を上げる方法は、基本は非常にシンプルです。


1)理解し、

2)それを暗記し、

3)演習を通してアウトプットする。


このサイクルを繰り返すだけで、成績は上がります。


ただ単調な学習をずっと続けていくことができるかどうかもポイントです。


そのためには強烈なモチベーションが必要です。

○○高校に行きたい。

○○大学に行きたい。


その気持ちの強さで、つらい受験勉強を乗り切っていければいいですね。


しかし、もっと良い方法は、勉強を通して成績が上がり、やればやっただけ成績アップすることです。

そうなると勉強がとても楽しくなってきます。


つらい勉強はなくなり、楽しい勉強だけが残ります。

そのためには、がんばればがんばっただけの成果を得られるようにすることです。


小さな成功体験の積み重ねが重要です。



今年の4月から小学校の教科書が変わり、学習量がかなり増えます。

来年からは中学校の学習量も増えます。


これはどうしてでしょうか?


ご存じの通り、「ゆとり教育が失敗だった」ということです。

ゆとりある学習は、勉強しない学生を大量に生みました。


学生は勉強することが本分です。

しかし、この学生の本分を減らすことで、若い時にしっかりと鍛えておかなければ

いけない脳を遊ばせてしまうのです。


今後結構たくさんの学習量が必要となりますが、「今までと同じやり方で良いのでしょうか?」

当然、答えはNoです。


やることが増えるからには、勉強もそれに応じてたくさんやらないといけません。


このことに気付いている生徒は、一生懸命勉強しています。


当塾の新中3生は、この春休み中にほぼ毎日塾に来て学習していました。

その勉強時間は1日6時間です。


しかも、午前中に部活動をやってきて、その後1日6時間です。

これは非常にすごいことだと私も思っています。


午前中の部活をして、15:00-18:00まで勉強。

その後、1時間の夕飯タイムをはさみ、19:00-22:00まで勉強。


しかも、彼らは率先して塾に来て、勉強しています。

そんな彼らも家ではあまり勉強しないそうです。


どうやら家では誘惑が多く、集中できないとこと。

だから塾に来て、ひたすら勉強をしています。


徐々に成果が出始めているので、今後が楽しみです。



さあ、4月になりました。

当塾の中学生はこの春にしかできないことをやっています。


新中3生は、5月に学校で実施される実力テスト(中1範囲)の学習です。

当塾では「なにを、どれだけやるべきか」を明確にして、中1の範囲を徹底的に

演習しています。


それに加えて、最近は学校の宿題が多くて、新中3生も大変そうです。


新中2年生は、学校の宿題+中1の総復習です。

特に英語などは1年の内容をすっかり忘れてしまうと、2年になってから大騒ぎです。


新中1年生は、予習です。

英語もLesson1が終わりました。数学は正負の数の計算まで終わっています。

これは5月中旬くらいまでの予習と言えます。


新高校1年生は、学校の宿題+予習です。

英語の文型をとらえることから始まっています。


新高校2年生の文型はひたすら、英文法のチェック。

理系は数学の予習をしています。


新高校3年生は、もう大学受験までに1年もないので、毎日勉強をしに来ています。


勉強は習慣ですから、毎日同じ時間になったら机に向かうようにしましょう。

家では誘惑が多いので、あるいはやる気がおきないので、塾に来て勉強する。

これも立派な習慣です。



当塾での春期講習は、通常の夜の授業(19:00-22:00)のほか、昼間の15:00-18:00まで

実施しています。


基本的には春期講習は希望制のため、不参加の生徒もいます。

しかし、参加する生徒は、この時期に15:00-18:00、19:00-22:00と1日6時間も

勉強します。


当然、午前中に部活などをしてきているのです。


新中学3年生と新中学2年生ががんばっています。

また新高校1-3年生もできる限り参加しています。


勉強は習慣ですから、早く自分の学習ペースを確立しましょう。