「家で休んでいるのに落ち着かない」「何もしないと罪悪感や焦りを感じる」と悩んでいませんか?実は、くつろげない原因は性格ではなく、心の奥に残った未処理感情や警戒心が関係していることがあります。
未処理感情をためやすい人の特徴
第4部:人生の問題の解消
問題を作っている未処理感情の働き
「家でゆっくりしていても、常に何かをしていないと落ち着かない」
「休みの日に何もしないでいると、得体の知れない焦りや罪悪感に襲われる……」。
そんな自分に疲れ果ててはいませんか?
本当の意味で「くつろぐ」ことができない状態も、実はあなたの内側にある未処理感情が、あなたを「無防備な状態」にさせないよう、常に警戒警報を鳴らし続けているサインかもしれません。
今のあなたにとって、リラックスすることは、ただの休息ではなく「危険なこと」として処理されている可能性があります。身体のこわばりの奥にあるヒントをまとめました。
くつろげない背景には、「休むことは怠慢である」という幼少期からの刷り込みや、「無防備になると攻撃される」という生存本能的な恐怖がトリガーとして働いています。
また、何もしない時間(余白)は、見たくない感情や過去の記憶が浮上してくる隙間でもあるため、それらを避けるために「忙しさ」を隠れ蓑にして、必死に「感情の蓋」を閉じ続けていることも多いのです。
このテーマは、他のテーマで扱っている問題意識(仕事、家族、承認欲求など)の影響を強く受けていることが多いため、併せて取り組みましょう。
また、過去の経験から「警戒」が癖になっていることもあります。以下のような記憶を探り、感情や身体感覚に変化があれば、それは「くつろげない」に直結する未処理感情のトリガーです。
- 休日に楽しんでいた時、急に誰かに怒鳴られたり、不機嫌な態度を向けられた記憶はありませんか?
- 「自分だけ楽をしている」と責められたり、忙しそうに動く親の顔色を伺ったりしていませんでしたか?
- 過去に、仕事や人間関係で「一瞬の油断」が大きなトラブルに繋がった経験はありませんか?
以下には、このテーマ特有のトリガーのヒントも掲載します。
トリガーのヒントは、未処理感情を再開させる可能性が高いため、不快な気分になることがあります。
トリガーのヒントを読む前に関連する記事を読んでください。
トリガーのヒントは代表的なパターンのみで、全てを網羅しているわけではありませんので、
自分にとってのトリガーが他にないか探してみてください。
▼常に何かし続けてしまう
言動・考え例
- 予定を隙間なく詰め込む
- 座るとすぐにスマホを見る
- 休むことに罪悪感がある
不安・恐れ・嫌悪例
- 時間を無駄にする恐怖
- 置いていかれる焦り
- サボっていると思われる不安
▼他人の目が気になり休めない
言動・考え例
- 誰かが動くと自分も動く
- だらしない姿を隠す
- 他人の不機嫌を察知する
不安・恐れ・嫌悪例
- 嫌われてしまう恐怖
- 気が利かないと思われる不安
- 批判されることへの怯え
▼家事が気になって座れない
言動・考え例
- 汚れや乱れが許せない
- 座っても次のタスクを探す
- 家族のやり方に口を出す
不安・恐れ・嫌悪例
- 主婦失格と言われる不安
- 自分のペースが崩れる嫌悪
- 完璧でないことへの焦り
▼体調を崩すまで動き続ける
言動・考え例
- 限界まで疲れを無視する
- 体調不良を隠して働く
- 休むのは甘えだと考える
不安・恐れ・嫌悪例
- 役立たずになる恐怖
- 他人に迷惑をかける不安
- 自分の弱さを認める嫌悪
▼楽しいはずの場所で疲れる
言動・考え例
- 旅行の計画を分刻みにする
- 元気を無理に演じる
- 楽しんでいるか不安になる
不安・恐れ・嫌悪例
- 退屈だと思われる恐怖
- お金を損する焦り
- 場を白けさせる不安
▼自分の本音を言えない
言動・考え例
- 相手の意見に100%合わせる
- 不満があっても笑顔で流す
- 自分の希望を後回しにする
不安・恐れ・嫌悪例
- 見捨てられる恐怖
- 対立することへの強い嫌悪
- わがままだと思われる不安
▼一人の時間も緊張している
言動・考え例
- 過去の失敗を思い出す
- 明日の段取りを反芻する
- 物音に過剰に警戒する
不安・恐れ・嫌悪例
- また責められる恐怖
- 不測の事態への怯え
- 責めを負うことへの不安
▼他人に頼ることができない
言動・考え例
- 全部自分で抱え込む
- 助け船を笑顔で断る
- 人に任せるなら自分でやる
不安・恐れ・嫌悪例
- 見捨てられる不安
- 弱みを見せる恐怖
- コントロールを失う焦り
いかがでしたか?
あなたにも思い当たるものはありましたでしょうか?
是非、感想をコメントにください。
今後の記事として検討させていただきます。
