感情がモヤモヤしているのに「原因がわからない」と感じていませんか?
本記事では、未処理感情のきっかけとなる「トリガー」を身体感覚から見つける具体的なコツをわかりやすく解説します。
不安・イライラ・自己否定の正体に気づき、感情をスッキリ整理したい方におすすめです。
感情消化メソッドを始めたばかりのころは、
「これといったトリガーが思いつかない」
「何を扱えばいいのか分からない」
と感じることは多いと思います。
未処理の感情は、
抑圧や回避によって意識から遠ざけられているので、
そのきっかけであるトリガーにも気付きにくくなっているからです。
第4部で、人生のさまざまの問題に関係する
未処理感情のトリガーに気付くヒントを
提示する予定ですが、
ヒントを元に自分で気付く必要があります。
今回は、自分でトリガーに気づいていくための
具体的なコツを整理していきます。
【2-2:未処理感情の特徴】で説明した通り、未処理感情は脅威反応ですから、
自分の反応に注意を向けていると、緊張や「イヤな感じ」として感じることができます。
緊張は例えば以下のような身体感覚で感じられると思います。
- 頬がヒリヒリ・ザワザワする
- 頭の中が重い感じやチリチリした感じがする
- 頭皮や首筋に緊張を感じる
- 首や肩がはる
- 違和感を感じる
これらを実感したり、未処理感情やトリガーに気づく練習として、
身体感覚に注意を払いながら、以下に関することを思い出してみましょう。
- 困っていること
- 不満や怒りを感じていること
- 不安なこと
- 劣等感・自責・後悔
これらを思い出した時に感じるのが、未処理感情による脅威反応です。
脅威反応が出た時の考えていたものは、トリガーですからメモしておきましょう。
最初は、無自覚な抑圧や回避や、既に再開している未処理感情による緊張で
鮮明には感じられないかもしれませんが、感情消化メソッドに取り組んでしばらくすると
明確に感じられるようになっていきます。
身体感覚が動くか否かだけで、トリガーを書き出します。
メソッドを続けて抑圧や回避が減ると、
「情けない考え」や「非常識な考え」に反応していることに気づくかもしれません。
たとえば、
- 俺だって、ママに甘えたい
- 俺だけ、仕事に行っているのは、おかしい
- 俺も、○○(常識的に悪いこと)をしてみたい
といった考えが、未処理感情のトリガーになっている場合があります。
未処理となった感情です。
自覚されているかもしれません。
これらへの反応も「感じ切る」と解消されて、気にならなくなります。
ですから、まずはトリガーの候補として、書き出してみます。
この段階では、
それが本当にトリガーかどうかを判断する必要はありません。
あとから、もう一度読み返したときに身体が反応すれば、
それが未処理感情につながるトリガーだと判断できます。
また、書き出したトリガーのリストを眺めながら、
「これと似たものや関連したものは、他にもないかな?」
と、ゆるく意識を向けてみてください。
より強い身体感覚の変化があるトリガーに気づく場合があります。
その場合は、そちらが本丸のトリガーの可能性が高くなります。
文末の「トリガーに気づくためのヒント」使ってみましょう。
身体の反応に注意を払いながら、
自分の中に、関係する考えや場面などなが無いか探してみましょう。
感情や身体感覚に影響がありそうなものを見つけたら
メモをして後で意識を向けみましょう。
その時に、身体感覚が変化するようであれば、それはトリガーです。
トリガーは、
特別な出来事から見つかるとは限りません。- 他人の何気ない会話
- ドラマや映画の一場面
- SNSの記事やコメント
目にしたもの自体がトリガーのこともあれば、
そこから連想された別の記憶が
自分が何に反応しているのか?
自分の中に、関連する何があるのか?
に意識を向けると、トリガー気づくことが増えていきます。
連想される考えや場面からトリガーを
手始めに、私の以下の記事に書かれている
未処理感情の影響、抑圧、回避のリストに目を通して、
自分に関連するものが無いか探ってみましょう。
- 1-2:未処理感情の蓄積が生活の質を落とす
- 1-3 未処理感情を生む抑圧と回避
その考えの中で、感情や身体感覚が変化するものがあれば、
それがトリガーです。
そこで、気付いたらメモをするようにしましょう。
私は、One Noteを使ってメモしています。
スマホ、自宅PC、会社PCで同じ One Note を編集できるようにしています。
どこにいても、きづいたらメモをして、
時間ができたら、そのトリガーのメモをみて
感情消化メソッドをするようにしています。
そして、身体感覚の反応が出なくなったら、それを消します。
One Note はタスクリストが簡単に作れますから、
とても便利ですよ。
少し取り組むと、これらが脅威反応(未処理感情)を刺激しいてることが分かると思います。
ヒント①:外部への不満、不安、怒りなど
- 嫌いなこと
- 腹立たしいこと
- 不安なこと
- 悲しいこと
- 恥ずかしいこと
- 苦手なこと
- 嫌な記憶や出来事
- 人の言動や態度で気になること
- ふと浮かぶ嫌なイメージや考え
ヒント②:自分への不満・不安・怒り
- 自分を非難する言葉(「自分はダメだ」「情けない」など)
- 自分を責める考え
- 失敗や後悔に関する記憶
- 「こうあるべき」「こうしなければならない」という思い
- 他人と比べて劣っていると感じること
- 自分の価値を疑う瞬間
- なかなか実現しない目標・夢
- やりたかったけど、できなかったこと
ヒント③:抑圧・禁止・常識
- してはいけないこと
- 我慢してきたこと
- 言ってはいけないこと
- 考えても仕方がないこと
- 常識的に考えてはいけないこと
今後の記事として検討させていただきます。
