感情がモヤモヤしているのに「原因がわからない」と感じていませんか?
本記事では、未処理感情のきっかけとなる「トリガー」を身体感覚から見つける具体的なコツをわかりやすく解説します。
不安・イライラ・自己否定の正体に気づき、感情をスッキリ整理したい方におすすめです。

 

未処理感情を解消する
感情消化メソッド

目次

シリーズの概要

第1部:心の仕組み

 苦しさと解消の仕組み

第2部:感情消化メソッド

 未処理感情解消の考え方と手順

第3部:未処理感情の影響

 未処理感情の体調・欲求・人生への影響
 未処理感情をためやすい人の特徴

第4部:人生の問題の解消 
 問題を作っている未処理感情の働き

 トリガーのヒント

 

 

感情消化メソッドを始めたばかりのころは、
「これといったトリガーが思いつかない」
「何を扱えばいいのか分からない」
と感じることは多いと思います。

未処理の感情は、
抑圧や回避によって意識から遠ざけられているので、
そのきっかけであるトリガーにも気付きにくくなっているからです。

第4部で、人生のさまざまの問題に関係する
未処理感情のトリガーに気付くヒントを

提示する予定ですが、
ヒントを元に自分で気付く必要があります。

今回は、自分でトリガーに気づいていくための
具体的なコツを整理していきます。

 

 

 

 

 

身体感覚に注意を向けて、トリガーに気づく
 
トリガーに気づくには、まず未処理感情が再開したいことに気づく必要があります。
2-2:未処理感情の特徴】で説明した通り、未処理感情は脅威反応ですから、
自分の反応に注意を向けていると、緊張や「イヤな感じ」として感じることができます。

緊張は例えば以下のような身体感覚で感じられると思います。
  • 頬がヒリヒリ・ザワザワする
  • 頭の中が重い感じやチリチリした感じがする
  • 頭皮や首筋に緊張を感じる
  • 首や肩がはる
  • 違和感を感じる

これらを実感したり、未処理感情やトリガーに気づく練習として、
身体感覚に注意を払いながら、以下に関することを思い出してみましょう。

  • 困っていること
  • 不満や怒りを感じていること
  • 不安なこと
  • 劣等感・自責・後悔


これらを思い出した時に感じるのが、未処理感情による脅威反応です。
脅威反応が出た時の考えていたものは、トリガーですからメモしておきましょう。

最初は、無自覚な抑圧や回避や、既に再開している未処理感情による緊張で
鮮明には感じられないかもしれませんが、感情消化メソッドに取り組んでしばらくすると
明確に感じられるようになっていきます。
 

 

トリガーの内容は関係ありません
 
トリガーとなる考えの内容が妥当かどうかは気にせず、

身体感覚が動くか否かだけで、トリガーを書き出します。

メソッドを続けて抑圧や回避が減ると、
「情けない考え」や「非常識な考え」に反応していることに気づくかもしれません。

たとえば、

  • 俺だって、ママに甘えたい
  • 俺だけ、仕事に行っているのは、おかしい
  • 俺も、○○(常識的に悪いこと)をしてみたい

といった考えが、未処理感情のトリガーになっている場合があります。

 
これらは、自分の立場や目的のために抑圧して
未処理となった感情です。
普段は、「なんか、不愉快」「なんか、許せない」という感じで
自覚されているかもしれません。

これらへの反応も「感じ切る」と解消されて、気にならなくなります。

ですから、まずはトリガーの候補として、書き出してみます。

この段階では、
それが本当にトリガーかどうかを判断する必要はありません。

あとから、もう一度読み返したときに身体が反応すれば、
それが未処理感情につながるトリガーだと判断できます。

また、書き出したトリガーのリストを眺めながら、
「これと似たものや関連したものは、他にもないかな?」
と、ゆるく意識を向けてみてください。

より強い身体感覚の変化があるトリガーに気づく場合があります。
その場合は、そちらが本丸のトリガーの可能性が高くなります。

 

 

 

トリガーのヒントを使った練習
 
 
身体感覚に注意を向けてトリガーを
見つける練習として、
文末の「トリガーに気づくためのヒント」使ってみましょう。

身体の反応に注意を払いながら、
それぞれのヒントを読み、
自分の中に、関係する考えや場面などなが無いか探してみましょう。

感情や身体感覚に影響がありそうなものを見つけたら
メモをして後で意識を向けみましょう。

その時に、身体感覚が変化するようであれば、それはトリガーです。

 

 

身の回りの出来事もヒントになる
 

トリガーは、

特別な出来事から見つかるとは限りません。
  • 他人の何気ない会話
  • ドラマや映画の一場面
  • SNSの記事やコメント
などにも、気分や身体感覚の変化に気づくものがあると思います。

目にしたもの自体がトリガーのこともあれば、
そこから連想された別の記憶が
本体の場合もあります。

自分が何に反応しているのか?
自分の中に、関連する何があるのか?
に意識を向けると、トリガー気づくことが増えていきます。

 

 

 

心理療法の本でトリガーを見つける
 
心理療法や心理学の本には、「自分のことかな?」と
思える内容が多く書かれていますので、
連想される考えや場面からトリガーを
見つけられることが多いと思います。

手始めに、私の以下の記事に書かれている
未処理感情の影響、抑圧、回避のリストに目を通して、
自分に関連するものが無いか探ってみましょう。
  • 1-2:未処理感情の蓄積が生活の質を落とす
  • 1-3 未処理感情を生む抑圧と回避

その考えの中で、感情や身体感覚が変化するものがあれば、
それがトリガーです。

 

 

トリガーをメモする
 
トリガーに気づいても、しばらくすると忘れてしまうことが多いです。
これも抑圧や回避の影響です。

そこで、気付いたらメモをするようにしましょう。

私は、One Noteを使ってメモしています。
スマホ、自宅PC、会社PCで同じ One Note を編集できるようにしています。

どこにいても、きづいたらメモをして、
時間ができたら、そのトリガーのメモをみて
感情消化メソッドをするようにしています。

そして、身体感覚の反応が出なくなったら、それを消します。

One Note はタスクリストが簡単に作れますから、
とても便利ですよ。

 

トリガーに気づくためのヒント
 
以下のリストを見ながら、自分の中に以下に関する考え、記憶、場面などが無いか考えてみましょう。
身体感覚が変化するものはトリガーの候補です。

少し取り組むと、これらが脅威反応(未処理感情)を刺激しいてることが分かると思います。


ヒント①:外部への不満、不安、怒りなど
  • 嫌いなこと
  • 腹立たしいこと
  • 不安なこと
  • 悲しいこと
  • 恥ずかしいこと
  • 苦手なこと
  • 嫌な記憶や出来事
  • 人の言動や態度で気になること
  • ふと浮かぶ嫌なイメージや考え

ヒント②:自分への不満・不安・怒り
  • 自分を非難する言葉(「自分はダメだ」「情けない」など)
  • 自分を責める考え
  • 失敗や後悔に関する記憶
  • 「こうあるべき」「こうしなければならない」という思い
  • 他人と比べて劣っていると感じること
  • 自分の価値を疑う瞬間
  • なかなか実現しない目標・夢
  • やりたかったけど、できなかったこと

ヒント③:抑圧・禁止・常識
  • してはいけないこと
  • 我慢してきたこと
  • 言ってはいけないこと
  • 考えても仕方がないこと
  • 常識的に考えてはいけないこと
 
 

 

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