シリーズ

生成AIに交流分析的に分析をしてもらって、生きづらさを解消するシリーズです。

スタート記事:「生きづらさ」の心の状態

テーマ:生きづらさの解消

 

 

少し前の記事では、「変えようとする前に、観察するだけでいい」と書きました。


とはいえ、実際に自分の心の動きを観察するのは、なかなか難しいものです。
私は、自分の心の動きを知るために、日記をつけることはとても良い習慣だと思っています。

今回は、そのコツについて説明したいと思います。
 

 

 

 

心の動きをメモする
 
私たちは日々の忙しさに追われ、瞬時に目の前の出来事へ反応することを求められています。
そのため、自分の心の動きに気づいても、それを覚えておくのは難しいのです。
 
これを解決する方法として、心の動きをメモに残すことが有効だと思います。
気づいたときに、スマホなどに短く書き留める方法です。
 
そのメモを生成AIで整理してもらうと、
自分の心の動きが見えてきます。
 
まずは、心の動きとして「何を知るべきか」を明確にしておきましょう。このあと説明します。
 
メモ自体は、きれいに整理して書く必要はありませんし、余計なことが書かれていても大丈夫です。
材料がそろっていれば、整理は生成AIが担ってくれます。

 
心の動きの全体像
 
私は、心の動きを次のように捉えています。
【①トリガー】→【②反応】→【③結果】

ここで【②反応】が、いわゆる「心の反応」です。

そして、その反応は必ず何らかの【①トリガー】によって引き起こされています。
 
また、【③結果】は、自分の態度や言動や、その影響で起こる出来事です。
【③結果】次の「心の反応」の【①トリガー】となり、
この流れが続いていきます。
 
①トリガー
出来事、場所、人、モノなどです。
さらに、考えや過去の記憶なども、心を動かすトリガーになります。

②反応
反応には、次のような側面があります。

体感:緊張する、萎縮する、ひるむ など
感情:不安、怒り、萎縮 など
衝動・欲求:逃げたい、〇〇したい など
考え:「うまくいく気がしない」「なんで伝わらないんだ」など

③結果
「また〇〇さんを怒らせてしまった」
「また、自分の意見を会えなかった」
といった、自分の言動やその結果です。
 
この結果によって、再び【②反応】が生まれるため、
そこも含めてメモしておくと、流れがより詳しく整理され、心の反応同士の因果関係も分析できるようになります。
 
何がトリガーで、何が反応が分からなくても、感情や考えの動きに気づいたら、どんどんメモしましょう。
そのうち、関係性が分かってくると思います。
 
 
メモの例
 
以下のように、気づいたことを短い言葉でメモしていきます。
やってみると分かりますが、1日の中には多くの心の動きがあります。
 
    • 急に〇〇案件の進捗が不安になり始める。
       緊張、焦り
    • 家に帰ると、「仕事ばかりで家族のことを考えていない」と
      妻にとがめられる。
  ・言い返せない。申し訳ない気持ちになる。
        ・どうしたらいいのか分からず
   しんどい気持ちになる
  ・俺だって家族と時間を過ごしたい。
   悲しくなる。いや、寂しさかな?
    • 〇〇会議で
        ・〇〇部長の視線に萎縮し、緊張する
        ・発言を求められたが、声が弱々しい。
    緊張のせいだ。情けない
        ・自分の意見を堂々と言えない
        ・意見を言わないと立場が
    悪くなるように感じ、焦る
        ・過去に意見がバッシングされた
    記憶が浮かぶ。
    なかなか成長できない。情けない。

 

私は、スマホ・自宅PC・会社PCで同じ OneNote のノートブックを共有し、
1ページに1日分を書くようにしています。
 
生成AIに整理させる
 
以下にプロンプト(生成AIへの指示)の例を書きます。
文中のページは、OneNoteのページを意味しています。
 
  選択したページは、最近の私の心の動きをメモしたものです。
この中から、以下を整理してください。

・トリガー→反応→結果のつながりを整理してください。
  ・つながりごとに塊にしてください
  ・反応は、体感・感情・思考などですが、これれらにも順番があれば整理してください。
  ・介入ポイントや、改善方法の提案をしてください。
  ・頻度の多いモノから順に並べてください。

・この中から心の状態・問題点を整理して、改善の指針を提案してください。
 
 
分析結果の利用の仕方
 
この分析結果は、次のような目的で利用します。
  •  自分の心の観察の精度を上げる
  •  トリガーの無効化に利用する
  •  不都合な心の動きを知る

心や思考を無理に変えようとすると、うまくいかないことが多いものです。
そのため、ここでは「観察する」「受け入れる」という姿勢を大切にします。

自分の心の観察の精度を上げる:
心の動きを整理して理解すると、次に同じようなことが起きたとき、
自分の状態を観察しやすくなります。
観察できるようになると、
感情や思考に巻き込まれる(フュージョンする)度合いが減り、
影響を受けにくくなります。

トリガーの無効化に利用する:
整理された心の動きを、具体的な場面とともに思い出してみましょう。
体感や感情が変化するのを感じると思います。
それらを RAIN の要領で受け入れ、鎮めていきます。
こうしておくと、次に同じトリガーに出会ったとき、
影響を受けにくくなります。

不都合な心の動きを知る:
私は生成AIの分析から、
  • 主導権を譲り過ぎている
  • 境界線への侵入を許し過ぎている
  • 問題解決に論理的思考に頼り過ぎ
という自分の傾向に気づきました。
 
この気づきによって、
自分の心の動きを探る新たなポイントが増えました。
 
こうした発見は、
より深く自分の心を理解するためのヒントになると思います。
 
まず始めてみる
 
もしよければ、
今日一日の中で、ほんの一つだけ心の動きをメモしてみてください。
それだけでも、自分の心が少し理解できるようになると思います。

うまく書こうとしなくて大丈夫です。
続かなくても問題ありません。
気づいたときに、気づいた分だけでも
次に同じ出来事に出会ったとき、
少しだけ楽に受け止められるようになると思います。
 
 

 

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