仏教では修行を邪魔する煩悩ととして、五蓋というものがあります。つまり、正精進(建設的な努力)を邪魔する煩悩です。
この煩悩は仏教的な修行だけでなく、色々な目標達成のための努力を邪魔する煩悩でもあります。
目標達成を目指す心の状態として、多くの人が勘違いしているものも挙げられています。
五蓋というは、以下の5つの煩悩です。
- 貪欲(とんよく) 渇望・欲望
- 瞋恚(しんに) 怒り・憎しみ
- 惛沈・睡眠(こんじん すいめん) 倦怠・眠気
- 掉挙・悪作(じょうこ おさ) 心の浮動、心が落ち着かないこと・後悔
- 疑(ぎ) 疑い
これだけだと、なぜ目標達成をじゃまするものか、分かりづらいものもあるかもしれませんね。
目標を達成のためには、強い意欲や欲求が必要と思いがちですが、ちょっと違います。
必死になりすぎると、思い込み強くなって気付きがなくなったり、無駄な緊張や力むを生んで上手くいきません。
「悟りを開く」という目標を達成をするためには、「悟りを開くことに執着するな」と教えたりします。
これも、貪欲を諫める教えですね。
目標を達成するためには、目標の達成にこだわるのではなく、目標に向かった行動にのみ集中することが重要ということだと思います。
以下のような器具をつけて、マインドフルネス瞑想の練習をすると目に見える形で実感できます。
「集中しよう」と意識しすぎると集中できません。
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「あいつを、見返してやる!」
「俺は、なんでこんなこともできないんだ!」
そういった感覚のことです。
これも、私たちは自分を叱咤する時によく使っていると思いますが、これも目標に近づくことを邪魔します。
瞋恚は、貪欲からきていますから、やはり緊張や力み、思い込みにつながります。
怠惰な心、やる気がでない心、という意味です。
これは、分かりやすいですが、これらはどこからくるのでしょう?
これらはストレスや何かの不満や怒りからきていることが、原因になっていることが多いものです。
ストレスや不満、怒りも煩悩です。
目標は関係ないことかもしれませんが、それらの煩悩から解放される必要があります。
遊びたい、テレビをつけたい、スマホをみたいなどの雑念や、「ああすればよかった」「xxに違いない」といった妄想のことを言います。
これらが、目標達成を邪魔するのは分かりやすい煩悩です。
これらの煩悩のからの解放も大切になります。
「この目標は、意味があるのか?」「このやり方で、良いのか?」そういった疑いも目標の達成を邪魔します。
でも、「この方法が絶対正しい」という思い込みも目標達成を邪魔します。慢の一種で、これも煩悩です。
ただ、今最もよいと思うことに集中して取り組み、目標に近づいているかを客観的に観察して修正していく、心がけが必要ということだと思います。
この違い分かりますでしょうか?
分かりづらいですよね?
わたしは、不安や焦りがあるのか?ないのか?の違いのように思います。
不安も、貪欲や執着が関係します。これらの煩悩に気付いて解放していくことが重要になります。

